革靴のお手入れに必須の道具といえば…、
馬毛ブラシです。
馬毛ブラシはホコリ落としに、あるいは、靴クリームをなじませるのに便利なブラシ。
革靴を美しく・良好なコンディションに保つためには欠かせない道具です。
フランスのシューケアブランド「サフィール(SAPHIR)」のポリッシャーホースヘアブラシは楕円形の形状が特徴の馬毛ブラシ。
その独特な形状のおかげで、持ちやすく、使いやすいブラシです。
革靴に付いたホコリを払い落とすときに…。
はたまた、コードバン靴に塗ったクリームをなじませるときに…。
ポリッシャーホースヘアブラシがあれば、効率的かつ快適にブラッシングできます。
ということで本記事では、サフィールの馬毛ブラシ「ポリッシャーホースヘアブラシ」の詳細と実際に使った使用感をレビューします。
- 使いやすい馬毛ブラシを探している
- サフィールの馬毛ブラシの詳細を知りたい!
- ポリッシャーホースヘアブラシの使い心地ってどうなの?
馬毛ブラシの使いやすさや使い心地は重要です
馬毛ブラシの使いやすさはとっても大事。
というのも、馬毛ブラシは使う機会の多いブラシだから。
馬毛ブラシをよく使うのは、革靴のホコリ落としの場面。
帰宅して革靴を脱いだ後、ホコリを払い落とすために馬毛でのブラッシングを行います。
ホコリが付いたままだと、革の水分や油分が徐々に奪われていってしまいます。
そのため、ホコリ落としは革靴を履いた後には必ず行いたい作業です。
毎日革靴を履く方は、毎日馬毛ブラシでのブラッシングが必要なんですね。
そのときに、馬毛ブラシの使い勝手が悪かったらどうでしょう?
ブラシが小さすぎて持ちにくかったり、持ち手のグリップ力が弱く、すっぽ抜けてしまったり…。
だからこそ、馬毛ブラシの使いやすさは重要なのです。
コードバン靴に塗った保革クリームをなじませるために馬毛ブラシを使うこともありますが、こちらも同様。
やはり使いにくいブラシだと、お手入れする気が遠のいてしまいます。
ホコリを落としたり、靴クリームをなじませるために使う馬毛ブラシは、
使いやすいものを選びたい!
そう思うのは自然なことです。
サフィールのポリッシャーホースヘアブラシ
使いやすい馬毛ブラシとはどういったものなのか?
一つの答えとして、
持ちやすいブラシ
であることが挙げられるかと。
持ちやすいという点は、使いやすさに直結する大事な要素です。
持ち手が手にフィットしやすいと使いやすく、効率良くブラッシングが行えます。
持ちやすい馬毛ブラシとしてオススメなのが、サフィール(SAPHIR)のポリッシャーホースヘアブラシです。
![polisher-hose-brush-4](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-4.jpg)
何やら特徴的な形をしたブラシですね。
![polisher-hose-brush-3](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-3.jpg)
ポリッシャーホースヘアブラシの形状
ポリッシャーホースヘアブラシは見ての通り、楕円の形をした馬毛ブラシです。
![polisher-hose-brush-12](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-12.jpg)
「ポリッシャー」の名を冠していますが、靴を磨く仕上げの工程だけでなく、ホコリ落とし用ブラシとしても活用できます。
大きさは幅135mm、奥行き55mm、高さ40mm。
![polisher-hose-brush-2](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-2.jpg)
楕円の端は丸みを帯びた、愛らしい形状です。
![polisher-hose-brush-10](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-10.jpg)
他のシューケア用品ブランドでは長方形のブラシが多い中、目を惹くデザインになっています。
![boot-black-horsehair-brush-8](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2021/12/boot-black-horsehair-brush-8-320x180.jpg)
ポリッシャーホースヘアブラシを持った感触
ポリッシャーヘアブラシは手の形に沿うように作られており、握りやすく、グリップ力に一切の不安を感じさせない構造です。
![polisher-hose-brush-9](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-9.jpg)
![polisher-hose-brush-11](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-11.jpg)
ダイナミックにブラッシングをしたいホコリ落としにも、円を描くように優しくブラッシングする磨き仕上げにも、ポリッシャーホースヘアブラシの持ちやすさは貢献してくれます。
![polisher-hose-brush-7](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-7.jpg)
ポリッシャーホースヘアブラシは、革靴のお手入れを効率良くしてくれる馬毛ブラシなのです。
持ち手は木製。
![polisher-hose-brush-1](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-1.jpg)
握った時に木の温もりを感じることができる使用です。
ポリッシャーホースヘアブラシの毛先
ポリッシャーホースヘアブラシは馬毛100%のブラシ。
毛の長さは22mmで、柔らかな感触です。
![polisher-hose-brush-6](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-6.jpg)
ご覧の通り、毛束が密に植えられています。
ホコリ落としに使うのならば、ホコリを取り逃すことなく。
あるいは、靴クリームを塗った後のブラッシング時には、満遍なくクリームをなじませることができるつくりです。
サフィールのポリッシャーヘアブラシを靴磨きに使ってみる
実際にポリッシャーホースヘアブラシを使ってみます。
ここでは、ポリッシャーホースヘアブラシをコードバン靴にクリームを塗った後、クリームを革へなじませるためのブラッシングに使用します。
こちら、コードバン靴のAlden975です。
![polisher-hose-brush-17](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-17.jpg)
靴クリームを塗った直後の状態です。
コードバンのツヤがくもり、少しマットな印象になっていますね。
![alden-975-21](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/01/alden-975-21-320x180.jpg)
この状態の靴をポリッシャーホースヘアブラシでブラッシングし、クリームをなじませる作業を行います。
では早速、ブラッシング開始。
![polisher-hose-brush-16](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-16.jpg)
クリームをなじませるため、円を描くようにブラシがけ。
![polisher-hose-brush-18](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-18.jpg)
密な毛束は革靴の細かな装飾の奥にまでしっかり行き届き、クリームをなじませる効果も申し分なし。
![polisher-hose-brush-15](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-15.jpg)
僕自身、ポリッシャーホースブラシはここ数年愛用していて、この持ちやすさと使いやすさには目を見張るものがあると実感しています。
軽すぎるブラシはかえって使いにくさを感じることがありますが、ポリッシャーホースヘアブラシは適度な重さもあり、手首のスナップを利かせたときの慣性がちょうどよい塩梅に。
ブラッシング後の状態はこのように。
![polisher-hose-brush-14](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-14.jpg)
靴クリームがポリッシャーホースヘアブラシで満遍なくならされ、マットな質感が消えてツヤ感が出ました。
ブラッシング前後での革靴の状態を比較するとこんな感じ。
![polisher-hose-brush-13](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2020/02/polisher-hose-brush-13.jpg)
上がブラッシング前、下がブラッシング後の図です。
一目でわかるブラッシングの効果。
ブラッシング後は明らかに光沢を放っています。
毛束が密なポリッシャーホースヘアブラシでのブラッシングは、美しいツヤを生み出すのにもってこいなのです。
ポリッシャーホースヘアブラシ、使い勝手は抜群なのですが、多少デメリットもありまして…。
楕円形なので収納時にデッドスペースを生みやすいです。
収納ボックスなど使うときには少し工夫が必要ですね。
![tool-box-16](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2021/05/tool-box-16-320x180.jpg)
収納のしやすさは角型ブラシに軍配が上がるものの、それを補って余りある使いやすさ。
それがポリッシャーホースヘアブラシです。
サフィールのポリッシャーホースヘアブラシは使いやすい馬毛ブラシ
本記事では、サフィールの馬毛ブラシ「ポリッシャーホースヘアブラシ」のディティールと使用感についてレビューしました。
ポリッシャーホースヘアブラシは特徴的な楕円形をしているため、持ちやすく、使いやすい馬毛ブラシです。
柔らかな馬毛のポリッシャーホースヘアブラシは、革靴のホコリ落としやデリケートレザーにクリームをなじませるためのブラッシングに最適。
頻繁に使う馬毛ブラシだからこそ、
そう思います。
使いやすいブラシはお手入れを快適に・効率的に行えます。
ブラシが使いやすいと、お手入れが億劫になりにくいのも見逃せないポイントです。
ポリッシャーホースヘアブラシを活用して、快適で充実したシューケアライフを送りましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
![saphir-1](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2021/01/saphir-1-320x180.jpg)
![shoe-care-brush-2](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2022/11/shoe-care-brush-2-320x180.jpg)
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大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。