と思ったときにチェックしたいのが日本のブランド、ポータークラシック。
ワイドシルエットながら丈は短く、足元がスッキリとしたボトムスが揃っています。
ポータークラシックのラインナップの中にはデニムパンツもあります。
今回紹介するスタインベックデニムポケットパンツ然り。
アメリカの文豪、ジョン・スタインベック氏の名を冠するデニムパンツ。
スタインベックデニムポケットパンツは、ワイドシルエットながら裾に向けてテーパードのきいたボトムスです。
![スタインベックデニムポケットパンツのサイドショット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-26.jpg)
丈はくるぶしくらいなのが相まって、足元スッキリで穿けるパンツ。
![カスリクラシックジャケットの着用図](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/11/kasuri-classic-jacket-26.jpg)
裾に生地の溜まりがあると、ただでさえカジュアルなデニムパンツがカジュアルにより過ぎてしまいます。
コーデのバランスを取るのが難しくなることに…。
スタインベックデニムポケットパンツはそんなことにはならず。
デニムパンツながら、きれいにスッキリと穿けるパンツです。
懐中時計とウォッチチェーンを取り付けられる粋なボトムス。
![ウォッチチェーンを取り付けたデニムパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-33.jpg)
本記事ではポータークラシックのスタインベックデニムポケットパンツの詳細と着用感をレビューします。
- スッキリ穿けるデニムパンツが欲しい
- ワイドテーパードのボトムスが今の気分
- ポータークラシックのスタインベックデニムポケットパンツの詳細が知りたい
ポータークラシックのスタインベックデニムポケットパンツ
早速、ポータークラシックのスタインベックデニムポケットパンツ(STEINBECK DENIM POCKET PANT)に登場してもらいます。
フロントショットはこちら。
![スタインベックデニムポケットパンツのフロント全体像](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-3.jpg)
右側ふくらはぎ部のポケットが特徴的なデニムパンツです。
シルエットはポータークラシックらしい、ややバルーン状の形。
ワイドながらも裾に向かってテーパードがきき、スマートな印象です。
抜け感を演出する絶妙なバランスのシルエットに仕上がっています。
バックショットはこちら。
![後ろから見たスタインベックデニムポケットパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-19.jpg)
右側にボタン付きの大きめのポケットあり。
フロントとバックの外付けポケットが目立つデニムパンツです。
価格は57,750円。
![スタインベックデニムポケットパンツのタグ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-5.jpg)
サイズはLを選択。
着用図は後ほど示すとして。
まずは細かな部分をチェックしていきます。
項目 | 仕様 |
名称 | スタインベックデニムポケットパンツ |
ブランド | ポータークラシック |
生地 | コットン100% |
サイズ | ウエスト | 股上 | 股下 | わたり | 裾幅 |
---|---|---|---|---|---|
M | 82cm | 38.5cm | 63cm | 33.5cm | 21cm |
L | 86cm | 40cm | 65cm | 35cm | 21.5cm |
XL | 90cm | 41cm | 66cm | 36.5cm | 22cm |
XXL | 100cm | 42cm | 68cm | 45cm | 22cm |
シルエット
裾はテーパードがきいているのがよくわかる形状。
![裾をロールアップしたスタインベックデニムポケットパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-16.jpg)
ロールアップして足元をよりスッキリさせて穿くのもおすすめです。
大きく取られたワタリから裾にかけてテーパードのきいた、ポータークラシックらしい丸みのあるシルエットなのが分かります。
柔らかなデニム生地
スタインベックデニムポケットパンツには、柔らかくほどよい厚みのデニム生地を使用。
![スタインベックデニムの生地](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-2.jpg)
色はネイビー。
インディゴ染めの風合いが良き。
シーズン問わず着用できるパンツです。
色落ち加工が洒落ています。
![柔らかなスタインベックデニム生地](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-4.jpg)
内側には日本製を示すタグ付き。
![スタインベックデニムポケットパンツの品質タグ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-32.jpg)
もともと白いタグが製品洗いによってインディゴの青色に染まっています。
デニムらしさを感じる一方で、注意点もあり。
履き下ろして最初の1、2回は単独で洗濯するのがおすすめです。
他の服と一緒に洗濯するとインディゴの色が移る可能性があるため。
最初のうちは分けて洗濯しましょう。
こだわりのディティール
フロントはシルバーカラーのボタンでシックに。
![スタインベックデニムポケットパンツのベルトループ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-12.jpg)
ファスナー式の開閉スタイルです。
![スタインベックデニムポケットパンツのフロントボタン](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-10.jpg)
ファスナーは信頼のYKK製。
![スタインベックデニムポケットパンツのYKK製ファスナー](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-15.jpg)
ウエスト裏にはPC(Porter Classic)のロゴ入りです。
![スタインベックデニムポケットパンツのPCロゴ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-23.jpg)
サイドにはスリット型のポケットが2つ配されています。
![スタインベックデニムポケットパンツのスリットポケット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-6.jpg)
深さがあり、スマホや財布をしまうのにも便利なポケットです。
ウォッチチェーン取り付け可能
右足に配されたポケットはデザインアクセントとしても機能。
![スタインベックデニムのフロントポケット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-7.jpg)
スタインベックデニムポケットパンツの大きな特徴の1つとして、右ふくらはぎ部分のポケット近くにホールがあります。
![スタインベックデニムポケットパンツのウォッチチェーンホール](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-8.jpg)
この穴はウォッチチェーン取り付け用。
ポータークラシックといえば、ジャケットやベストにウォッチチェーン用のホールが設けられているのが特徴。
ウォッチチェーンを通すための専用ホールです。
というのも、ポータークラシックはウォッチチェーンと懐中時計をスタイリングに組み込むクラシックスタイルを強く推しているから。
筆者自身、ウォッチチェーンのスタイリングは大好物。
ただ、ジャケットやベストを着ないとき、ウォッチチェーンを取り付けるためのちょうど良いホールがなく、ウォッチチェーンを取り付けられない事態に陥ることがあります。
そんなとき。
パンツにウォッチチェーン取り付け用の穴が空いているなら安心。
Tシャツ1枚のスタイルでもウォッチチェーンコーデが楽しめるというわけです。
試しに取り付けてみます。
こんな感じです。
![ウォッチチェーンを取り付けたスタインベックデニムポケットパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-9.jpg)
シルバーのウォッチチェーンがデニムのインディゴカラーによく映えます。
![懐中時計とスタインベックデニムポケットパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-14.jpg)
ウォッチチェーンの先の懐中時計は前側のポケットに入れても良し。
サイドポケットにしまうも良し。
![ウォッチチェーンを取り付けたデニムパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-11.jpg)
ちょっとした違いを楽しめます。
懐中時計の愛用者にとっては気分が上がる仕様です。
バックポケット
バックポケットはボタン留めのタイプ。
![スタインベックデニムポケットのフラップ付きバックポケット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-18.jpg)
なおかつ、外着け。
パンツを裏返すとよく分かります。
![裏返したスタインデックデニムポケットパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-20.jpg)
右側フロントのポケットも外付けです。
![外付けポケット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-22.jpg)
パンツを表側に戻して…、と。
バックポケットのフラップをめくると、ポケット上端がフラップに巻き込まれる仕様になっていることが分かります。
![ボタンを外したバックポケット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-21.jpg)
袋状になっているのです。
封筒のような後ろポケットは可愛らしいだけではありません。
機能性抜群です。
というのも、物を収納したときに落とす心配がないから。
フラップだけでなく、袋の上部が折れ曲がって、しっかりフタをしてくれる袋状ですからね。
![スタインベックデニムポケットパンツの封筒型のバックポケット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-17.jpg)
海外旅行時のスリ対策としても効果抜群です。
ポータークラシックは日本のブランド
さて、ここでブランド紹介を。
ポータークラシックは、ポーターで有名な吉田カバンの創業者一族である吉田克幸氏が独立して創設したブランド。
息子の吉田玲雄氏と興しています。
日本製にこだわった上質なアイテムを取り扱っているファッションブランドです。
洋服は幅広い年代から支持を得ていますし、創業者がポーターで長年に渡り培った技術を惜しみなく使ったバッグは大人気。
重さを感じさせないニュートンバッグや風合い豊かなスーパーナイロンを使ったバッグを展開しています。
また、アクセサリーも数多くラインナップ。
先ほど紹介したウォッチチェーンだけでなく、ブレスレットやチャームなど、さりげないオシャレを楽しめる小物を多く取り扱うブランドです。
アメリカの文豪|ジョン・スタインベック
スタインベックデニムポケットパンツのスタインベックとは、ノーベル賞受賞歴のあるアメリカの文豪、ジョン・スタインベック氏に由来します。
![ジョン・スタインベック氏](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-31.jpg)
ポータークラシックはヨーロッパやアメリカのカルチャーにインスピレーションを受けたアイテムや着こなしの提案が多いです。
スタインベックデニムポケットパンツに限らず、サッチモ(ルイ・アームストロング)チノやデュークエリントンチノなど、関連する人名が名付けられたアイテムは珍しくありません。
ポータークラシックをきっかけにそれらの人々に興味を持つこともあります。
筆者自身、スタインベック氏はこのアイテムをゲットしてから知った次第。
毎度、勉強させてもらっています。
スタインベックデニムポケットパンツを穿いてみた
では、スタインベックデニムポケットパンツを穿いてみますね。
こちらです。
![スタインベックデニムポケットパンツのフロントショット](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-28.jpg)
アイテム | ブランド |
クラシックベスト | ポータークラシック |
シャンブレーシャツ | キャプテンサンシャイン |
デニムパンツ | ポータークラシック |
レザーシューズ | シェットランドフォックス |
ワイドシルエットながらスッキリとした印象。
裾の生地のたるみがなく、足元が野暮ったくならないからです。
170cm、70kgでサイズLを着用しています。
サイドショットはこちら。
![横から見たスタインベックデニムポケットパンツの着用図](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-29.jpg)
ストンと落ちるシルエットはスタイリッシュで抜け感もあり。
ポータークラシックらしいシルエットです。
バックショットはこちら。
![後ろから見たスタインベックデニムポケットパンツ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-30.jpg)
左側の大きなポケットがアクセントになり、シンプル過ぎないデニムパンツになっています。
ジャケットと合わせても安定感抜群。
![スタインベックデニムポケットパンツの着用図](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-34.jpg)
アイテム | ブランド |
ジャケット | ポータークラシック |
ベスト | ポータークラシック |
シャツ | ポータークラシック |
デニムパンツ | ポータークラシック |
レザーシューズ | オールデン |
デニムのカジュアルさがジャケットのフォーマルさとうまくバランスを取り、こなれ感を演出。
![スタインベックデニムポケットパンツの着用図(サイド)](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-35.jpg)
Tシャツ1枚のシンプルスタイルにも少しの遊び心を加え、こなれた印象に。
ウォッチチェーンを合わせれば、人とは違ったコーデ構築が可能です。
デニムの爽やかなブルーにシルバーの輝きが映えます。
裾をロールアップすればよりスッキリと。
![Tシャツと合わせたスタインベックデニムポケットパンツ(フロント)](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-25.jpg)
アイテム | ブランド |
Tシャツ | グラフペーパー |
デニムパンツ | ポータークラシック |
ローカットブーツ | ブランドストーン |
夏場でも爽やかに穿けますよ。
ロールアップサイドバージョン。
![Tシャツと合わせたスタインベックデニムポケットパンツ(サイド)](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-24.jpg)
そして、バック。
![Tシャツと合わせたスタインベックデニムポケットパンツ(バック)](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/10/steinbeck-denim-pocket-pants-27.jpg)
大人の休日リラックスコーデをさりげなくオシャレに彩るボトムスに仕上がっていますよ。
こなれ感をラフに演出!スタインベックデニムポケットパンツ
本記事ではポータークラシックのスタインベックデニムポケットパンツの詳細と着用感をレビューしました。
アメリカの文豪、ジョン・スタインベック氏の名を持つスタインベックデニムポケットパンツ。
その名に恥じぬ、ラフながらもスタイリッシュなデニムパンツ。
アメリカの合理性を感じつつも、ポータークラシックらしい抜け感を見事に両立した1本です。
柔らかなデニム生地は穿き心地抜群でついつい脚を通したくなります。
シルエットはバルーンチックなワイドテーパード。
裾は短めで足元がスッキリまとまる万能パンツ。
季節問わず、オールシーズン穿き回せるため頼りになります。
右側ふくらはぎ部のポケット付近にはウォッチチェーンを取り付け可能なホールが配され、懐中時計をポケットに入れてオシャレを楽しむのは何とも粋です。
他のパンツでは味わえない、新鮮な着こなしを思う存分堪能できます。
ポータークラシックといえば、ウォッチチェーンは欠かせない存在ですからね。
ポータークラシックファンにはたまらない仕様です。
気の利いたデニムパンツを探しているなら、ぜひともチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
![clothes-review-summary-20](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2022/09/clothes-review-summary-20-320x180.jpg)
![ポータークラシックのアイテム購入レビューのまとめ記事アイキャッチ](https://ichiro-hobby.com/wp-content/uploads/2023/09/porter-classic-summary-13-320x180.jpg)
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