靴磨き

【靴磨き手順STEP5】磨きクロスと山羊毛ブラシで革靴を磨き上げる【ツヤを出して印象アップ】

step-5-polish-11

革靴を美しく見せるための術、それが磨き上げ

この記事では、靴磨き手順のうちの「STEP5:革靴の磨き上げ」について必要性と方法を解説します。

前のステップをおさらい

革靴をクロスで磨くと、革にツヤが表れ品格あふれるたたずまいを演出できます。

靴クリームを塗った後の磨き工程は、余分な靴クリームを取り除く効果もあり。

あるいは、毛先が繊細で柔らかいタッチの山羊毛でブラッシングすることでも、クロスとは異なるみずみずしいツヤを出すことが可能。

磨きクロスや山羊毛ブラシを活用すれば、革靴の雰囲気をワンランクもツーランクも向上させられます。

靴磨きの仕上がり満足度が高まること間違いなしです。

ということで、本記事では革靴の磨き上げの必要性とやり方について紹介します。

一路
一路
よろしければお付き合いを!
この記事はこんな人におすすめ
  • 革靴を磨き上げるとどんな効果があるの?
  • 革靴を磨き上げるために必要な道具は?
  • 革靴を磨く方法を知りたい
靴磨きの手順

靴磨き手順中のSTEP5「革靴を磨き上げる」工程を解説します。

靴磨き手順:STEP5「革靴を磨き上げる」靴磨きの5工程目は磨き上げ

革靴を磨き上げることで得られる効果

革靴を磨き上げることは、革靴の美しさを左右する大事な工程です。

革靴を磨くことで得られる効果は以下の2つ。

革靴を磨く効果
  • 革靴にツヤを出せる
  • 余分な靴クリームを除去できる

革靴のポテンシャルを最大限引き出すために磨き上げ作業をするのです。

革靴にツヤを出せる

革靴を磨き上げることで得られる効果、1つ目はツヤを出せること。

革は適度な油分と水分を含んでおり、みずみずしさや有機的で控えめなツヤといった、何とも形容しがたい独特の風合いを持っています。

それが革の魅力なわけですが…。

しかし。

革靴を日々履いていくうち、何もお手入れしないとその風合いや輝きが失われていきます。

革がくもったような見た目になっていきます。

一路
一路
ですが、くもった革を磨くとあら不思議!

革にツヤが生まれ、美しく、どことなく上品な印象になります。

磨くことで革表面の汚れが落ちたり、毛羽立ちなどの革繊維の流れが整いなめらかになることで、ツヤが出るためです。

靴クリームを塗った後ならなおさら、磨くことでクリームがより均一に広がり、光を均等に反射。

結果として、革靴に美しい光沢を与えられるというわけです。

余分な靴クリームを除去できる

革靴を磨き上げることで得られる効果、2つ目は余分な靴クリームを除去できること。

靴クリームを塗って豚毛ブラシで塗り広げた後、その革靴を触ってみてください。

少しべた付いている感覚がありませんか?

それは革に浸透しなかった靴クリームが革表面に残っているからです。

靴クリームは最低限、革に浸透する分だけ与えてあげれば十分。

革の上に残った靴クリームは、革に浸透しなかった余分なクリームです。

そのままの状態にしておくと、べた付いてホコリが付着しやすかったり、クリームが酸化して革の風合いを落とすことになってしまいます。

革靴を磨き上げることで革上に残った靴クリームを取り除き、革の質感を最大限引き出すことができるのです。

革靴を磨き上げるのに使う道具は?

では、

革靴を磨くときに使う道具にはどのような道具があるのか

この項目で紹介します。

革靴を磨き上げるのに使う道具たち
  • 磨きクロス
  • 山羊毛ブラシ
  • ハンドラップ
一路
一路
それぞれ見ていきましょう!

磨きクロス

革靴の磨き上げに使う道具の1つに磨きクロスがあります。

磨きクロスは革表面の靴クリームやワックスを均一にならすためのアイテム。

そのため、コットンのさらっとしたきめ細かい生地が適しています。

柔らかなタッチのフランネル状の生地もオススメです。

着古したTシャツの切れ端などでも代用できますが、きめ細かい生地を使ったほうがツヤが出て革靴の仕上がりが美しくなります。

各シューケア用品メーカーで様々な特徴を持った磨きクロスが展開されていますので、チェックするのも面白いですよ。

グローブタイプの磨きクロスもあります。

step-5-polish-4

手にすぽっとはめて使うクロスなので、手の感覚をダイレクトに伝えられます。

作業しやすく、おすすめです。

山羊毛ブラシ

革靴のツヤを出すと言う意味では、山羊毛ブラシを使うのも良いでしょう。

step-5-polish-3

とても柔らかな毛先を持つ山羊毛。

そんな山羊毛で革靴をブラッシングすると、磨きクロスで磨いたときとはまた異なる質感に仕上げられます。

みずみずしい光沢というか、濡れたようなツヤが表れ、革の魅力が引き出された仕上がりに。

山羊毛の繊細で柔らかなタッチが靴クリームやワックスを粒子レベルでならし、磨きクロスでは実現できないほどの、なめらかで均一な表面を作り出すことができるのです。

山羊毛ブラシは使い込むほどにその効果を増す、いわゆる「育てる」喜びもあり、道具としてとても魅力的なアイテムです。

ハンドラップ

山羊毛ブラシを使う際には、毛先に少量の水を含ませるとつややかな光沢を与えることができます。

取り出す水量をコントロールしやすくなる道具がハンドラップ

step-5-polish-6

ノズル先端を押し込むと水が出てくる道具です。

クロスや山羊毛ブラシに水を含ませて磨くことで水研ぎ効果が得られ、より強くみずみずしいツヤを出せます。

一路
一路
革靴を美しい風合いに仕上げたい方はぜひ使ってみてください!

革靴を磨き上げる方法

さて、ここからは実際に革靴を磨き上げる方法を実践します。

といっても、その方法はいたって簡単。

綿素材のクロスを用いて、革靴を拭くのが基本的操作です。

クロスを指に巻き付けて…

step-5-polish-2

革靴を磨きます。

step-5-polish-14

靴クリームを塗った後だと、クロスで拭くだけでツヤが出てきます。

step-5-polish-1
一路
一路
明らかに革靴のツヤが増す磨き上げは、靴磨きの楽しい瞬間でもあります!

先ほどご紹介した、グローブクロスで磨くのもよし。

step-5-polish-13

手にはめ込むタイプのクロスなので、使いやすさが抜群です。

step-5-polish-9

指に巻き付けるクロスでも、グローブタイプのクロスでも革靴の磨き上げができます。

お手持ちの道具の都合などで使い分けると良いでしょう。

step-5-polish-10

クロスで磨き上げた後は、山羊毛ブラシでツヤを強めるのもオススメ。

step-5-polish-7

ハンドラップで少量の水を毛先に付けて…

step-5-polish-15

優しく円を描くようにブラッシングしていきます。

step-5-polish-8
一路
一路
山羊毛で靴クリームをならすのが目的なので、力を入れる必要はありません!

一通りブラッシングしたら、革靴のツヤがみずみずしく上品になりました。

step-5-polish-12

磨きクロスや山羊毛ブラシで革靴を磨き上げることで、革靴の美しさがより一層引き立ちます。

革靴の磨き上げは、とても簡単で短時間でできる作業。

とってもお手軽に革靴のツヤ出しができます。

一路
一路
やらない手はありませんよ!

おすすめの磨きアイテム

この項目では磨きアイテムの選び方とおすすめ道具を紹介します。

おすすめの磨きクロス

磨きクロスを選ぶ上で大事なのは以下のポイント。

磨きクロス選びのポイント
  • スルスルとなめらかな使用感
  • ほつれにくい

磨きクロスはなめらかな生地であると良いです。

逆に、ざらざらとしたすべりの悪い生地だと、革に引っかかって繊維くずが革に付きます。

革の風合いをそこねることに…。

生地自体がほつれにくくてタフなのも必須条件。

単純な作業性から見た場合でも、なめらかな使用感の生地がおすすめです。

リーズナブルなコロニルのポリッシングクロス尾州産生地を使った高級クロスの展開があります。

おすすめの山羊毛ブラシ

山羊毛ブラシ選びのポイントは次の通り。

山羊毛ブラシ選びのポイント
  • 密な毛束
  • 手にフィットする形
  • 山羊毛が抜けにくい

山羊毛ブラシの役割はクリームの成分をきっちりならしてツヤを出すこと。

密な毛束だと効率良くツヤが出せます。

革の表面を隙間なくブラッシングできますからね。

ブラッシングを効率化するためにはブラシの形状も見るべきポイント。

手にフィットする形であれば、ブラッシングする力を効果的に革靴に伝えられます。

また、毛が抜けにくいのもポイント。

というのも、山羊毛ブラシは使い続けることで毛先に靴クリームやワックスの成分が乗っていき、ブラッシングするだけで革に光沢が出るようになっていきます。

いわゆる、

という状態です。

ブラッシングしていくうちに毛先が抜けていったのでは、育てる甲斐がありません。

長く愛用するのを前提として、上質な山羊毛ブラシを選ぶのをおすすめします。

フィニッシングブラシは熊野筆の製法を採用した高級山羊毛ブラシ。

密で抜けにくい毛束を持つ優秀な山羊毛ブラシです。

おすすめのハンドラップ

ハンドラップを選ぶときには次の点に注目しましょう。

ハンドラップ選びのポイント
  • 気分の高まる見た目

正直、ハンドラップはなくても困らないアイテム。

ですが、使うと気分の高まる道具です。

靴磨きの満足感をグッと引き上げてくれます。

スタイリッシュで格好良い見た目のハンドラップは、靴磨きの時間を上質で優雅なものにしてくれますよ。

ガラス製のハンドラップは高級感があり、テンションを上げるのに一役買います。

靴磨きしたい!

と思わせてくれる道具なので、靴磨きの頻度が多くなります。

結果として、革靴のコンディションを良好に保つのにも貢献。

ハンドラップは他のシューケア用品に比べて優先順位は高くありませんが、余裕があれば揃えておきたい道具です。

磨いてツヤを出せば革靴がもっと愛おしくなる

本記事では、靴磨き手順のうちの「STEP5:革靴の磨き上げ」の必要性と方法について書きました。

靴クリームを塗った後の革靴をクロスで磨き上げれば美しいツヤを与えられ、革靴の仕上がりがより良いものになります。

余分な靴クリームも取り除けるので、革靴のべた付きが防げて一石二鳥。

山羊毛ブラシでブラシがけを加えれば、さらに質の高い輝きが得られます。

革靴本来の魅力を最大限引き出してくれる磨き上げのプロセス。

一路
一路
ぜひ楽しんでみてください!

それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

次のステップへ移る
靴磨き全行程のまとめはこちら
mouton-grove-5
【コロンブスのムートングローブをレビュー】羊の毛皮と牛革の靴磨きクロス靴磨き用ムートングローブが気になる方はこの記事をぜひ読んでみてください。コロンブスのムートングローブは羊の毛皮と牛革を組み合わせた高級磨きクロス。手に被せて使うグローブタイプなので、手が汚れず使いやすいのが特長です。ムートンは革にツヤを与える効果が高く、靴磨きに適しています。この記事ではムートングローブの詳細と使い心地について書いています。...
靴磨きで得られる効果7選!『靴を磨くこと』は自分を磨くことと同義靴磨きをされている方って意外と少ないと感じます。ですが、最愛の靴、長く履きたいのであれば靴磨きは必須です。革靴に栄養を与えるとともに、お手入れすることで革靴に愛着も生まれます。靴磨きをして大切な靴と末永く付き合っていきましょう!...
自宅で靴を磨くのに適した場所は?シートを敷けばどこでもシューケアが可能【下敷きマット】自宅で靴磨きを行うとき、どこでしますか?家の中が汚れるのが嫌だから玄関や外で行うという方にお伝えしたい、リビングでの靴磨きの快適さ!それを可能にするのは下敷きとしての革製シート。場所を気にせず、いつでもどこでも靴磨きを可能にする、汚れ受けとしてのシートの素晴らしさをお伝えします!...
flannel-polish-cloth-1
【靴磨き用クロスレビュー】コットンフランネルポリッシュクロス【サフィール】サフィール(SAPHIR)の靴磨き用クロス(布)の詳細と使っている様子をご紹介した記事です。コットンフランネルポリッシュクロスは柔らかく織り目の細かい生地のため、革靴の仕上がりの美しさを高める効果が高め。革靴の磨きクロスをお探しの方にオススメですよ!...
hands-delicate-brush-1
【コロンブス×東急ハンズ】デリケートブラシをレビュー!革靴にツヤを与える山羊毛ブラシコロンブスと東急ハンズの山羊毛ブラシの詳細が知りたい方はこの記事をチェック。デリケートブラシは使い勝手良く、革へツヤを与える効果が高い優れた山羊毛ブラシ。実際にブラッシングに使った様子と、使用前後での革靴の比較についてレビューした記事です。...
履きやすさと満足感で選ぶ!おすすめ革靴

革靴選びの参考として履きやすさ持つ喜びを感じるシューズブランドを紹介します。

コールハーン
ranking-cole-haan
スニーカーのような履き心地の革靴多数!
アメリカ発のシューズ・アパレルブランド。
履き心地
「革靴を履くのはつらい」を覆すバツグンの快適性

記事を見る公式ページ

リーガル
ranking-regal
本格革靴を手軽に楽しむなら!
日本のシューズブランド。
コスパ
リーズナブルな価格で本格派革靴を楽しめる

記事を見る公式ページ

シェットランドフォックス
ranking-shetland-fox
履いて嬉しい高級感!
靴の美しさ・楽しさを提案するシューズブランド。
履く喜び
メイドインジャパンで日本人の足になじむ形状と高級感

記事を見る公式ページ

革靴と服が大好き!「シンジツイチロ」運営者
一路(イチロ)
ichiro-pic
目立たずひっそり世に佇む理系大学院卒社会人。技術職。たまの休日に靴を磨くことが生きがい。靴磨き知識アドバイザーの資格保有者。運営者情報を見る

靴磨きアドバイザーの資格証書
「靴磨きで人生に彩りを!」

※当サイトはリンクフリーです。当サイトの記載事項や画像をご利用の場合は「出典」として元の記事へのリンクを設置の上、引用の範囲内でご利用ください。
あなたにはこんな記事もおすすめ