個性を出せるボールペンが欲しい?
ならば。
カヴェコ(KAWECO)のブラススポーツがおすすめです。

真鍮のボディはズッシリ重く、筆記時に手へと伝わるほど良い重量感。
重心バランスが優れているため疲労感はなく、むしろ書きやすいボールペン。
そして、カヴェコのブラススポーツの最大の特徴は、太く短い見た目。
太軸・短尺のボールペンなのです。
可愛らしく、それでいてスタイリッシュなデザインは所有欲をくすぐります。
短いため、M5サイズの手帳にも収まりが良く、スッキリ携帯できるのも魅力。
いつでもどこでも一緒。
特徴的かつ機能的なボールペンがブラススポーツです。
本記事ではカヴェコのブラススポーツの詳細をレビューします。
カヴェコのブラススポーツをゲット。
ずっしり重量の書き心地の良いボールペン。 pic.twitter.com/07T5lsLR1w— 一路@革靴・ファッションのブログ_シンジツイチロ (@ichiro_shoe) May 10, 2025
- スタイリッシュで人と被らないデザインのボールペンが欲しい
- 太軸で短尺の筆記具を探している
- カヴェコのブラススポーツの詳細が知りたい
太軸短尺ペンの魅力
太いペンって、短いペンって良いですよね。
えっ?
意味わからない?
いやいや。
通常のボールペンって長いじゃないですか?
ある種、見慣れていますよね。
細くて長いのは一般的なボールペン。
その逆はどうですか?
太くて短いボールペン。
珍しいです。
そして、可愛らしいです。
そう。
珍しいゆえに見慣れず、新鮮。
太軸・短尺のボールペンには、通常のボールペンにはない魅力があります。
ぼってりとしたフォルムからくる愛らしさと重厚な貫禄。
相反する2つの魅力が共存したペンに仕上がっているのが太軸・短尺ボールペン。
独特な魅力が詰まっています。
カヴェコのブラススポーツ
太軸かつ短尺のボールペンは、世の中にそう多くはありません。
しかし、確かに存在します。
サクラクラフトラボ003はそのうちの1本。
本ブログでも過去に紹介しています。

この記事では別の1本を。
それが今回の主役。
カヴェコ(Kaweco)のブラススポーツです。
このたび購入したため、詳細を見ていくことに。
買ったばかりですから、まずは開封から。

パッケージとクリップ。
なぜクリップがあるかと言いますと…。
カヴェコのスポーツシリーズは本体にクリップは付いていません。
オプションとして追加する必要があるため、一緒に買いました。
クリップについては、あとであらためて紹介するとして…。
本体を収納している箱を見ていきます。
黒の外装を外すと、ブリキの缶ケースが顔を出しました。

ブラックとはうってかわって、ゴールドのケース。

ブリキ独特の高級感があります。
ブリキケースを開けると…

まだ本体には至らず。
説明書が数枚。
もったいぶっていますね~。

説明書の内の1枚には、ブラススポーツの真鍮の特徴について書いてあります。

ふむふむ。
表面加工していない真鍮軸とのこと。
見た目の変化が存分に楽しめそうです。
別の用紙には、カヴェコのペンのラインナップごとに使い方が掲載。

ボールペン芯の交換方法もバッチリ書いてあります。

説明書だけでなく、カヴェコのシールも付属。

システム手帳のリフターに貼ろうかな、なんて考えを巡らせるのも一興です。
説明書たちの下には本体が。

ついに本体がお目見えです。
こちら。

カヴェコの、
- ブラススポーツ(BRASS Sport)
です。
品番はBRBP-BR。

太軸で短尺の個性派ボールペンがカヴェコのスポーツシリーズ。

素材がいくつか種類があり、この記事で紹介しているのがブラスタイプ。
いいかえれば、真鍮ですね。
このブラススポーツは真鍮製のボディが存在感を放つ1本です。
スポーツシリーズの中でも、ブラススポーツは最も重いペン。
真鍮のゴージャスで武骨な見た目が高級感漂う佇まいのボールペンです。
ブラススポーツは印象的なデザイン。
一目見たら忘れられないインパクト。
文字を書くだけでなく、スタイリッシュなアクセサリーとしてもオシャレに愛用できます。

8角形の本体の1辺には、
- Kaweco BRASS Sport
の刻印入り。
ドイツのメーカーなので「Germany」の記載も。
少し見ただけでも魅力的なブラススポーツ。
次の項目から詳細に迫っていきます。
ズッシリ重い真鍮製ボディ
ブラススポーツの最大の特徴である真鍮製のボディはインパクト抜群です。

ブラススポーツには最高級真鍮を使用。
高級感あふれる見た目に仕上がっている大きな要因です。
真鍮は銅と亜鉛の合金。
金属特有のズッシリとした重みを感じながら筆記できます。

また、真鍮には別の魅力も。
時間の経過によって真鍮の真骨頂ともいうべき現象が表れるのです。
それが経年変化。
真鍮は経年変化が分かりやすく進行する素材。
真鍮の経年変化は非常にユニーク。
使用に伴い、風合いが変化していきます。
徐々にくすんで鈍い光沢に。
渋い雰囲気に仕上がります。
自分だけの1本になっていく様を身近で感じられますよ。
愛着が増す変化。
それを楽しめるのが真鍮の強みです。
革と同じように、ファンの多い素材の1つが真鍮。
エイジングを堪能できるのですから納得ですね。
真鍮製のブラススポーツは、所有欲を満たしてくれるボールペンです。
ノック式の頭冠
ブラススポーツの頭冠はノック式。
カヴェコのブラススポーツ。
重めの本体からは想像できない軽めのノック感。
気持ち良い。 pic.twitter.com/4Krm7nnGtH— 一路@革靴・ファッションのブログ_シンジツイチロ (@ichiro_shoe) May 10, 2025
ノック時には「カシュッ」と小気味良い音が出ます。

上から見ると、KAWECOの文字が。

周囲は真鍮ゴールドのカラーで、中心はシルバー。
スタイリッシュです。

ボディが8角形に対して、頭冠は円形。
アンバランスな感じが良い違和感を醸し出しています。
デザインとしてのインパクトがあり、存在感を高める要因に。
ノック時に指への引っ掛かりにならず、機能面でも優秀。
ブラススポーツならではの素晴らしい意匠です。
シルバーのペン先
ブラススポーツのペン先はこちら。

8角形の軸から先が錘状になり、シルバーのペン先へと繋がる構造です。

ゴールドとシルバーの組み合わせは上品かつエレガント。

非常にきらびやかです。
機能的な面でいうと、ペン先のブレはほぼ感じません。

重さからくる重厚感も相まって、書き味の安定感に直結しています。
書いていると所有欲が満たされるような、そんな感覚を覚える逸品です。
D1リフィルが入った内部機構
続いて、ブラススポーツの内側を見ていきます。

頭冠をクルクル回すと内部機構が顔を出す仕組みです。
このように。

バネと透明のリフィルキャップが内蔵。
内部機構を抜いた軸内部はこちら。

内側は8角形ではなく、円形。
内部機構はこちら。

キャップでリフィルをキャッチしている構造です。
リフィルはカヴェコ純正。

1.0mmの太めのボール径を備えています。

リフィルはスポッと抜けます。
リフィルを取り付けるときは、クリップ部分にそのままリフィルを差し込めばOKです。

物理的にキャッチする仕組みでシンプルな機構。
頭冠の下部には刻印が。

「B2406」の文字。
製造年月が分かります。
頭冠の真下の黒い部分に注目。

少しだけ段差ができています。
この段差が良い仕事をするわけです。
というのも、ノックをスムーズにするから。
再び頭冠を取り付けると、こんな感じになります。

頭冠と軸の間に隙間ができていますよね。
これにより軸に頭冠が干渉することがありません。
スッとノックできてストレスフリーな使い心地に。
細かな箇所にもこだわった作りが好印象です。
スポーツシリーズ専用クリップ
カヴェコのブラススポーツにはクリップが付いていません。
結構、不便です。
しかし、安心してください。
後付けできるクリップがあります。
それはカヴェコのスポーツシリーズのみに使える専用クリップ。
先ほどお見せしたやつです。
こちら。

CLIP-NG。

ゴールドのカヴェコスポーツ専用クリップです。

高級感あふれるクリップ。
カヴェコのスポーツシリーズにピッタリはまる8角形の形状が特徴です。

カラーは4色展開。
- ゴールド
- シルバー
- ブラック
- ブロンズ
上記のカラーラインナップがあり、好みの色を選べます。
クリップ側面にはブランドロゴ入りです。

ブラススポーツにはめてみましょう。

本体のブラスの渋い金色に、クリップのきらびやかなゴールドが映えます。
筆者はブロンズカラーのクリップも購入。

2種のクリップを気分で付け替えられるようにしたかったためです。
ブロンズクリップを装着するとこんな見た目に。

これはこれで素晴らしい雰囲気。
渋さが増します。

主張控えめな上品な印象です。
クリップ1つで印象が大きく変化。
ゴールドとブロンズを比較してみますね。


エレガントさを求めるならゴールド。
一方のブロンズは、経年変化が顕著でブラススポーツ本体のエイジングと合わせて楽しめるのが魅力です。
- きらびやかさを追求するならゴールドクリップ
- ペン全体のバランスの良さを取るならブロンズクリップ
といった具合に、好みに合わせてクリップのカラーを選んでみてください。
クリップを付ければ便利な使い心地になるのは、言うまでもない便利機能。
使いやすくなるので、専用クリップ取り付けは非常におすすめです。
ブラススポーツを使いこなしてQOLを上げていきましょう。
項目 | 仕様 |
ブランド | Kaweco |
品番 | BRBP-BR |
サイズ | 長さ:103mm 直径:13mm |
重量 | 48.5g |
素材 | ブラス スチール |
リフィル規格 | D1 |
機構 | ノック式 |
カヴェコのブラススポーツ使用イメージ
本体仕様を一通り見たところで…。
実際に使う際のイメージを膨らませるため、ブラススポーツを手に持ってみます。

50g近い重量をしっかり感じます。
しかし、決して「重い」とは感じません。
バランスが良く、手にフィットしている感覚を味わえます。
太軸ですが短尺ゆえにコンパクト。
同じくカヴェコのミニペン、リリプットと比べてもそこまで大きく変わらない短さ。

非常に可愛らしいです。
同じように真鍮軸を持つサクラクラフトラボ003と比べるとやや短め。

専用クリップがあると、やはり高級感がありますね。
M5サイズの手帳に差すと、こんな感じ。

プロッターのM5レザーバインダーに添えています。
M5サイズの縦の長さにピッタリです。
収まりが良く、見た目スッキリ。

これは良いです。
いつでもどこでも持っていけるM5手帳のお供に最適。

出先で手帳を取り出したとき、気分が上がります。
必然的に書きたい気持ちが高まるというものです。
むしろ、書くために「何か書くことがないか」と探す羽目に。
そんなことさえ楽しくなる、カヴェコのブラススポーツは日常を彩るボールペンです。
カヴェコのブラススポーツで書いてみた
使用イメージだけではブラススポーツの魅力を十分体験することはできません。
実際に書いてみなければ。
ということで。
ノックをして書く準備万端。

いざ。
サラサラっと。

ボールは滑りやすく快適。
そして、書いているときの心地良い重み。
バランスは良く、手首への負担を軽減しながら字が書けます。
- ペン先が自然に走っている
そんな感覚を味わえます。
長時間、書き続けても疲れにくいですよ。
気分が上がりますから、ビジネス使いはもちろん、手帳と一緒に携帯してカフェでの創作活動、スケッチにも大活躍です。
カヴェコのブラススポーツの書き心地が良くて満足。
軸が重いから安定感抜群。 pic.twitter.com/Vueq63QZqT— 一路@革靴・ファッションのブログ_シンジツイチロ (@ichiro_shoe) May 10, 2025
ブラススポーツを見ているだけで、
というモチベーションが生まれます。
D1規格のリフィルであれば別のメーカー芯が使えますから、好みの書き味のリフィルがあるのなら芯を交換するのもおすすめですよ。
ズッシリ感がクセになる!カヴェコのブラススポーツ
本記事ではカヴェコのブラススポーツの詳細をレビューしました。
カヴェコのスポーツシリーズは太軸・短尺の可愛らしくスタイリッシュなボールペン。
ボテッとしたフォルムは独特で、多くのファンを獲得しているペンです。
カヴェコのスポーツシリーズの中でブラススポーツはひときわ存在感を放っている1本。
「ブラス」スポーツの名前の通り、本体が真鍮製。
表面加工を施していない無垢真鍮のため、経年変化が顕著。
はじめは光沢放つエレガントなゴールド。
しかし、使い続けるうちに雰囲気一変。
鈍い光沢に変化。
渋い雰囲気になり、使えば使うほど大人な雰囲気を醸し出していきます。
専用クリップを取り付ければ、ますます愛着が湧く仕上がりに。
ズッシリ重い本体は手に確実にフィット。
バランス良い書き心地に驚くこと必至です。
D1規格のリフィルであればカヴェコ以外のメーカー品も使用可なので、リフィルに困ることなく、好みの書き味の芯に交換できるのもおすすめポイント。
ブラススポーツは「書くこと」を楽しい時間へと昇華してくれます。
M5サイズの手帳にもジャストで収まるのが良いです。
上記に当てはまる人は、カヴェコのブラススポーツをぜひともチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!






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