- いつのまにか革靴のかかと付近に黒ずみができてしまっていた…
なんて経験、ありませんか?
実はそれ。
革靴の摩擦で付いてしまった黒ずみです。
歩いているときや靴を脱ぐときに、かかとの内側がこすれて汚れのようになってしまうのです。
せっかくの革靴の風合いが台無しに…。
ですが、心配することはありません。
そのこすれ跡、簡単にきれいにする方法があります。
その方法とは、革靴用のクリーニング消しゴムを使うこと。
本記事では革靴のかかとにできたこすれ跡を簡単に取り除く方法を紹介します。
- 革靴のかかとの黒ずみを取り除きたい
- 靴のかかとのこすれ跡をきれいにしたい
- 革靴を簡単にきれいにできる道具ってどんなの?
革靴のかかとにできた黒ずみの正体
ふと革靴に目を落としたとき、
- かかとの内側に黒ずみができている…
なんてことはありませんか?
よくよく見てみると、
というときは、革靴のこすれが原因であることが多いです。
特に、アウトソールがゴム製だと起きやすい現象。
革靴を履いて歩くと革靴同士がこすれ、知らず知らずのうちに靴の内側にこすれ跡ができてしまうことがあります。
あるいは、革靴を脱ぐときに手を使わず、かかとをもう一方のかかとに引っ掛けて靴を脱いでいると、こすれ跡が付くことも…。
これらを防ぐためには、
- 歩き方に気を付けて靴同士がこすれないようにする
- 革靴を脱ぐときは手を使って丁寧に脱ぐ
上記を徹底すればOKです。
しかし、わかっていてもこすれるときはこすれますよね?
そうなったときにどうするのか。
一度付いてしまったこすれ跡は取り除いてあげれば良いのです。
革靴のかかとのこすれ跡を取り除くには?
革靴のこすれ跡は、革の上にソール由来のごく少量のゴムが乗っている状態です。
つまり、革靴のこすれ跡をきれいにするためには、ゴムを取り除いてあげればOKということ。
ただ、ここで1つ問題が。
通常、革靴の汚れを落とすためには靴クリーナーを使います。
しかし、こすれ跡にはあまり効果がありません。
一般的な靴クリーナーは、水汚れや油汚れを落とすことを想定して作られています。
そのため、水汚れや油汚れには効果覿面なのですが、ゴムを取り除くには不向き。
固形タイプのクリーナーを使えば良いのです。
固形のクリーナーは革靴の汚れを吸着して落とすタイプ。
そのため、こすれ跡として革靴に付着したゴムを吸着し、きれいにできます。
通常の靴クリーナーを使ってもこすれ跡が落ちない場合、ゴシゴシ拭いてしまって革を傷めるリスクも…。
固形タイプのクリーナーならば、こすれ跡であっても難なく除去できます。
固形タイプの靴クリーナー「クリーニングバー」
こすれ跡でも簡単に落とせる固形タイプのクリーナー。
どんなものかと言いますと…
こちら、革用クリーナーのクリーニングバー。
シューケア用品ブランドのブートブラック(Boot Black)が展開する商品です。
天然ゴムを使用したクリーニングバーで、汚れを吸着して取り除けます。
液状クリーナーの場合、革が濡れるため負担が大きくなりますが、クリーニングバーは消しゴムタイプ。
固形クリーナーのため、革への負担が少ないです。
こするだけで汚れを落とせるのもお手軽ポイント。
大事な革靴を過剰に傷めず、簡単にきれいにできます。
使い方はいたって簡単。
なでるように優しくこするだけ。
革に負担をかけず、汚れを落とせます。
クリーニングバーは吸着性の高い天然ゴムが皮革表面の汚れを吸着し、汚れを落とす仕組み。
時間が経ってこびりついた汚れにも効果抜群です。
革靴だけでなく、あらゆる革製品に使用でき、手に持ちやすい形状で使い勝手も良し。
消しゴムのように手軽に使える革用クリーナーですよ。
革靴のかかとのこすれ跡を取り除く方法
ここからは、革靴のかかと部分にできてしまったこすれ跡をきれいにしていく方法をご紹介します。
こすれ跡が付いているのはこちらの靴。
ブラウンのストレートチップです。
淡い茶色の革なので、ゴムのこすれ跡がクッキリと目立っています。
ここです。
こちらの黒ずみをクリーニングしていきます。
といっても、方法は超簡単。
クリーニングバーでこするだけ。
このように。
優しくこすります。
すると…
この通り。
クリーニングバーで消しゴムを使うように黒ずみ箇所をこするだけで、こすれ跡を取り除くことができました。
革靴のかかとのこすれ跡を取り除く前と後を比較
ブートブラックのクリーニングバーを使ってこすれ跡を取り除いた革靴はどのように変化したのか…。
作業前後で状態を比較してみます。
上が作業前、下が作業後。
黒ずみとして刻まれたこすれ跡がきれいになっています。
黒や色の濃い革靴では気にならないこすれ跡も、淡い色の革だと目立ってしまいがちです。
消しゴムと同じ使い心地のクリーニングバーならば、こするだけで黒ずみを落とせるため、とってもお手軽。
簡単・気軽に汚れを落とせる優れもの。
隙間時間でササっとできるのも嬉しいポイントです。
革靴のかかとの黒ずみが気になる人は試してみて下さい。
革靴のかかとのこすれは簡単にクリーニングできる
本記事では、革靴のかかとにできてしまったこすれ跡を簡単に落とす方法について紹介しました。
いつのまにか付いてしまっている靴の黒ずみ。
その正体は、革靴のアッパー(甲革)にアウトソールがこすれて付いてしまったゴム汚れ。
一般的な靴クリーナーでは落とすことが難しいです。
そんなときは、ゴム製のクリーニングバーを使いましょう。
軽くこするだけでゴムが黒ずみを吸着し、革靴をきれいにしてくれます。
革靴のこすれ跡は歩くときや靴を脱ぐときに付いてしまうため、中々避けるのは難しい汚れです。
革靴にこすれ跡が付いてしまったときは、ゴムタイプのクリーナーできれいに除去し、革靴を美しく保ちましょう。
超簡単に革靴の黒ずみを落とせますよ。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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