- コールハーン(COLE HAAN)の革靴を磨きたい
ふと思い立ちました。
粛々とコールハーンの革靴を磨く様子をこの記事に残しておきます。
上品な雰囲気と歩きやすさを兼ね備えたコールハーンの革靴。
というイメージをお持ちの方に、履いてもらいたいのがコールハーンの革靴です。
履きやすさ・歩きやすさを追求したソールを採用した靴が多く、革靴のネガティブイメージを払拭してくれるでしょう。
- 革靴は履きやすいものだ
という価値観を持つ取っ掛かりとしてオススメしたいのがコールハーンです。
そんなコールハーンの革靴、履きやすいがゆえに、ついついヘビロテしがち。
履く回数が多くなれば汚れるのも早いです。
いつまでもきれいな状態を保つためにはお手入れが大事。
定期的に靴を磨いて、日ごろの頑張りをいたわってあげましょう。
本記事ではコールハーンの革靴の磨き方を紹介しつつ、実際に磨いている様子を図付きでお伝えします。
- コールハーンの革靴を磨きたい
- 靴磨きに使う道具ってどんなの?
- 靴磨きの方法を知りたい
コールハーンの革靴は履きやすいゆえに…
コールハーン(COLE HAAN)は、アメリカはシカゴ発祥のシューズ・ファッションアイテムを扱うライフスタイルブランドです。
革靴やスニーカーのラインナップが充実しており、多くのファンを獲得しています。
履きやすく、歩きやすい靴が数多くラインナップしているブランドです。
僕自身、コールハーンのローファーを愛用しており、その履き心地の良さから出番の多い革靴となっています。
出番が多いということはそれだけ履く機会が多く、ホコリや汚れが付きやすいということ。
美しい状態をキープするため、定期的なお手入れが必要です。
コールハーンの革靴の磨き方
靴を磨いてきれいにすれば、革靴を履くのがより楽しくなります。
そんなわけで、コールハーンの革靴を磨くことにしました。
磨くのはこちら。
コールハーンのペニーローファーです。
ガラスレザーの光沢が美しい上品な革靴ですが、履き続けるうちに光沢が曇ってきてしまいました。
この靴を以下の方法で磨いていきます。
- ホコリ落とし
- 汚れ落とし
- 靴クリーム塗布
- 靴クリームの過剰分除去
- 磨き上げ
コールハーンの革靴のエレガントな雰囲気を万全な状態で楽しむため、ホコリや汚れを取り除くだけでなく、靴クリームとブラシを使ったツヤ出しも実施します。
磨く前にシューキーパーを入れ、革靴の形状をキープできるようにしておきましょう。
実践:コールハーンの革靴を磨く
では、実際にコールハーンの革靴を磨いていきましょう。
楽しみです!
ホコリ落とし
まずはホコリ落としから。
馬毛のブラシで革靴に付いたホコリを落とします。
革靴を履いて外出すると、革靴には思いのほかホコリやチリが付着しています。
地面に近いですから砂なども付きやすいです。
革靴の雰囲気を損なわないよう、ホコリはキッチリ取り除きましょう。
手首のスナップを効かせてブラッシング。
ホコリを払い落とすイメージです。
汚れ落とし
続いて、汚れ落とし。
革靴は履いていくうちに油汚れや油汚れが付着していきます。
履けば汚れるのは当然といえば当然です。
汚れた革靴は靴クリーナーできれいにしましょう。
靴クリーナーを汚れ落とし用クロスに付けて…
アッパー(甲革)全体をクロスで拭いていきます。
靴クリーナーは汚れを浮かせて除去するメカニズムのため、ゴシゴシこする必要はありません。
優しく拭きましょう。
強くこすると革を傷める可能性があります。
靴クリーム塗布
次に、靴クリームをアッパーに塗布します。
靴クリームは革にツヤを与え、潤いや栄養を与える効果があります。
今回磨く靴はガラスレザーのアッパーなので、ガラスレザーに適した靴クリームの「コードバンクリームレノベイター」を使います。
靴クリームを塗る際は、小型ブラシを使うと作業が捗るのでオススメ。
革靴の細かいところにまでブラシが入り込み、満遍なくクリームを行き届かせることが可能です。
また、手を汚すことなく靴クリームを塗れます。
小型ブラシに米粒1~2個分の靴クリームを付けて…
革靴に塗りましょう。
靴クリームは少量で十分です。片足に米粒1、2個程度の量があればOK。量が多すぎると革靴がべたつく原因になります。
アッパー全体に、細かいところにもしっかりと行き渡るように隅々までブラシがけします。
靴クリームの過剰分除去
靴クリームを塗った後は、さらにブラッシングします。
余分なクリームを取り除くためです。
ブラシの毛先に余ったクリームが付き、革上には最低限必要な量のクリームだけを残せます。
また、靴クリームを革になじませる効果もあります。
使うのは豚毛のブラシ。
毛が硬い豚毛は反発力があり、靴クリームを取り除いたり、移動させたりする力が強いためです。
ブラッシングは少し力をこめて、靴クリームを押し込むイメージで。
ストロークを大きく、豪快にブラッシングしましょう。
磨き上げ
ここが最後の工程です。
磨きクロスと山羊毛ブラシで革靴を磨き上げます。
先ほどのブラッシングで除去できなかった分の靴クリームを取り除き、べたつきを抑える効果があります。
また、靴クリームをならし、光沢を高める効果も。
革靴の仕上がりを美しくするため、磨き上げていきます。
磨きクロスを指に巻きつけ、乾拭きしましょう。
クロスでアッパー全体を磨き上げた後は、山羊毛でブラッシング。
山羊毛は馬毛や豚毛と比べて細く柔らか。
その繊細な毛先が靴クリームを微粒子レベルで平坦にし、より強い光沢を与えられるのです。
磨きクロスだけでも美しい仕上がりになりますが、山羊毛ブラシを使えばさらに美しい仕上がりになるというわけです。
なくても良いけど、あると大満足の仕上がりにできるのが山羊毛ブラシ。
ちなみに、山羊毛ブラシはブラシの中でも比較的高価。
僕自身、ある程度シューケア用品が揃ってきてから山羊毛ブラシを購入しました。
靴磨きの仕上がりを確認
以上でコールハーンの革靴磨きは終了。
仕上がりを見てみましょう。
美しい光沢。
艶やかさが増し、上品な雰囲気になりました。
コールハーンの革靴を磨き前後で比較
では、靴磨き前後での革靴の状態を比較してみます。
比較画像がこちら。
上が磨き前。
下が磨き後です。
靴磨き前は光沢が弱く少しくすんだ印象の革靴が、磨いたことで強い輝きを放つようになりました。
汚れが落ちて清潔さも確保。
コールハーンの革靴本来のエレガントな雰囲気がよみがえり、スタイリッシュさがアップ。
靴磨きによって革靴の魅力が引き出されているのを感じます。
コールハーンの革靴を磨いて良好なコンディションを保ちましょう
本記事では、コールハーンの革靴の磨き方について実践を踏まえてご紹介しました。
履きやすく、長時間歩き続けてもストレスを感じにくいコールハーンの革靴。
それゆえに履く機会が多くなり、ホコリや汚れが付きやすくなることも…。
- 靴の風合いが損なわれてきた…
- 汚れが目立ってきた…
なんてときには靴を磨いてピカピカにしましょう。
靴磨き後の美しい革靴を見ればますます愛着が湧くこと必至。
最初は、
面倒だなぁ~…
と思うかもしれませんが、作業自体はいたって簡単。
磨いた後の革靴の輝きは、満足感を得るには十分すぎるほどの美しさ。
コールハーンの革靴を磨いて、靴も心もリフレッシュしましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。