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シューキーパーのサイズが分からない?コロニルのS・Mサイズを比較

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  • シューキーパーを買うとき、サイズミスしないか心配…
  • シューキーパーの買い物に失敗したくないなぁ…

そんな悩みを持っている人へ。

この記事では、

  • シューキーパーのサイズが変わるとフィッティングがどのくらい変わるか

を実際の写真で比較します。

比較に使うのはコロニルのシューキーパー「アロマティックシダーシューツリー」のSサイズとMサイズ。

スコッチグレインの24cmの革靴に入れて、フィッティングを検証します。

結論、Sサイズは弱くテンションがかかり、Mサイズはしっかりテンションが加わっている印象。

どちらのサイズも使えます。

ということで、本記事ではシューキーパーの異なるサイズを同じ革靴に入れて比較した結果について書いていきます。

シューキーパーのサイズ選びの参考になれば幸いです。

この記事はこんな人におすすめ
  • シューキーパーのサイズ選びに失敗したくない
  • シューキーパーのサイズが違うとフィッティングはどのくらい違うのか知りたい
  • コロニルのシューキーパーでどのサイズを選んだら良いのか分からない

シューキーパーは革靴の型崩れを防ぐ便利アイテム

シューキーパーは革靴管理の必需品です。

履き続けるうちにくたびれ、形が崩れてくる革靴…。

そのままにしておくと靴が反り返り、見映えが良くありません。

また、甲部分の履きジワが深くなり、革が割れてしまうこともあるため、型崩れはご法度はっとです。

しかし、シューキーパーがあれば安心。

脱いだ後の革靴にシューキーパーを入れておけば、靴の反り返りを解消し、履きジワを伸ばせます。

革靴の形状を美しく保てるのです。

シューキーパーは洋服でいうところのハンガーのような存在。

履いていない革靴にはシューキーパーを入れておけば、革靴をきれいな状態で長く愛用できます。

革靴を買ったらすぐにシューキーパーを入れるべき理由を詳しく読む

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シューキーパーのサイズ選びは重要

シューキーパーのサイズ選びは重要です。

というのも、先ほど述べたように、シューキーパーの役割は革靴の形をキープすること。

革靴のサイズに合ったシューキーパーを使わないと、革靴の形をキープできません。

革靴に対してシューキーパーが小さすぎると、入れたときに革を伸ばすためのテンションがかからず、型崩れを防げないことに…。

また、サイズが大きすぎると、

  • そもそも革靴に入らない
  • テンションが加わりすぎて革を伸ばしすぎる

上記の問題が生じます。

サイズが大きいのもまた、靴の型崩れの原因に。

シューキーパーを選ぶときは、その革靴に適したサイズをチョイスする必要があるのです。

シューキーパーのサイズ選びは難しい

ただ、革靴に適したシューキーパーのサイズ選びは難しいです。

もっとも確実なのは、店頭まで革靴を履いていき、お目当てのシューキーパーを試着してみることです。

ただ、この場合、

  • お店まで革靴を履いていかなければならない
  • シューキーパーが試着できるお店を探さなければならない
  • 同じシューキーパーのサイズ違いで試着できるサンプルが展示されていなければならない

と、何かと制約が。

特に最近では、インターネット通販で買い物する機会が多くなり、シューキーパーもまたネットで買う人が多いです。

シューキーパーを試着してサイズを確かめるのはハードルが高いですよね?

それゆえ、シューキーパー選びは難儀し、悩みやすいのです。

誰だって買い物は失敗したくないですから、当たり前ですよね…。

コロニルのシューキーパーはサイズの適用範囲が広い

ただ、ここで1つお伝えしておくべきことが。

シューキーパーのサイズ選びに失敗したくない人はぜひとも、

をチェックしてみてください。

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通常、シューキーパーのサイズ展開は、

  • 40(24.5cm相当)
  • 41(25.5cm相当)
  • 42(26.5cm相当)
  • 43(27.5cm相当)
  • 44(28.5cm相当)
  • 45(29.5cm相当)

などと細かく刻まれ、多様な商品展開がサイズ選びを難しくしている感があります。

だからこそ、ジャストサイズのシューキーパーを選べると、フィット感が抜群という利点があるのですが…。

細かくサイズ設定しているからこそ、適したサイズを選ぶのがグンと難しくなっているのも事実です。

しかし、コロニルのアロマティックシダーシューツリーはメンズがS・M・Lの3サイズ展開。

各サイズで適用できる革靴のサイズに幅があります。

各サイズの適用範囲(メンズ)
シューツリーのサイズ 革靴の適用サイズ
Sサイズ 24.0cm~25.5cm
Mサイズ 26.0cm~27.0cm
Lサイズ 27.5cm~30.0cm

レディース用はS・Mの2サイズ展開です。

各サイズの適用範囲(レディース)
シューツリーのサイズ 革靴の適用サイズ
Sサイズ 22.5cm~23.0cm
Mサイズ 23.5cm~25.0cm

1つのサイズで、ある程度広く革靴のサイズをカバーできるためサイズ選びが簡単です。

シングルチューブタイプのシューキーパーなので、よく伸び縮みし、革靴のサイズに柔軟に対応できます。

また、コロニルのシューキーパーは甲部分が縦に割れた、

  • センタースプリットタイプ

です。

そのため、横方向への伸び縮みにもしっかり順応。

結果、幅広い靴のサイズに使えるアイテムに。

コロニルのアロマティックシダーシューツリーは買い物に失敗しにくいシューキーパーといえます。

もちろん、シューキーパーのサイズ選びは慎重を期すに越したことはありません。コロニルのアロマティックシダーシューツリー購入時も、革靴とシューキーパー双方のサイズをよく確認しましょう。

サイズの異なるコロニルのシューキーパーを比較

コロニルのシューキーパーはサイズ選びに失敗しにくいシューキーパーといっても、

実際のサイズ感を見てみないと分からない…

という人もいるはず。

そこで、この項目ではコロニルのアロマティックシダーシューツリーのサイズ比較をしてみます。

シューキーパーのサイズはSサイズMサイズ

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Sサイズは24.0cmから25.5cmまで対応。

Mサイズは26.0cmから27.0cmまで対応しています。

検証に使うのは24cmの革靴

シューキーパーを入れる靴はこちら。

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スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のアシュランス

国産の、一般的な内羽根ストレートチップのフォーマル靴です。

サイズは日本表記で24cm。

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コロニルのシューキーパーの適用サイズを踏まえると、Sサイズが妥当です。

とはいえ、実際に入れてみないと分からないのも事実。

フィッティングがどうなのか、比較検証します。

SサイズとMサイズのシューキーパーを革靴に投入

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では早速、革靴にシューキーパーを投入します。

Sサイズのフィッティング

まずはSサイズから。

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差し込みます。

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入りました。

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履きジワがしっかり伸び、形を美しく保っています。

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指で甲の両側を押し込むと少しへこむ程度。

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優しく形を保っている、そんなイメージ。

履きジワ部分には程よくテンションが掛かり、ナチュラルに革靴の形状を維持している印象です。

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かかと部分も絶妙なフィッティング。

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無理なくシューキーパーが収まり、取り出すのもラクです。

Mサイズのフィッティング

続いて、Mサイズを入れてみましょう。

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シューキーパーを投入。

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Sサイズよりもきつめのフィッティングです。

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しかし、ギチギチではありません。

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しっかりテンションが掛かっている状態ですね。

アッパーの形状維持も申し分なし。

指で押したとき、Sサイズでは多少へこみがありましたが、Mサイズでは一切ありません。

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甲の履きジワ部分も隙間なく密着しています。

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かかとはぴったりフィット。

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ばねのスプリングが強く掛かっているため、シューキーパーを取り出すときは少し力が必要なくらいのフィット感になりました。

シューキーパーのフィッティングを比較検証

では最後に、左右の靴それぞれにSサイズとMサイズのシューキーパーを入れて比較します。

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左足の靴にはMサイズ。

右足の靴にはSサイズを入れてみました。

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MサイズとSサイズで、革靴のかかとへの沿い方が違います。

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Sサイズは左右に空間がありますが、Mサイズはピッタリです。

革靴のかかとには芯が入っているためもともと硬く、型崩れの心配はあまりない部分。

Sサイズを入れたときにできる空間は少し心配になってしまうかもしれません。

しかし、かかと中央でしっかりと支えられているため、問題なしです。

革靴の内側を見ると、チューブスプリングの縮み具合が異なるのが分かります。

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Sサイズは少し縮み、加わっているテンションは弱め。

とはいえ、革靴の型崩れを防止するには十分な張り具合です。

Mサイズの方はSサイズよりもスプリングが効き、革靴を内部から強く押しているのが分かります。

革靴からシューキーパーを取り出す際に、きつさを感じますね。

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一方のSサイズは、軽い力で取れるので取り外すのがラクです。

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アッパーはSサイズ、Mサイズともに革が張り、履きジワを解消しています。

革靴自体の反り返りもなく、どちらもシューキーパーの機能を果たしていますよ。

結果として、スコッチグレインの24cmの革靴には、コロニルのシューキーパーのSサイズ、Mサイズともに使えることが分かりました。

筆者の好みは、シューキーパーを取り外すのがラクなSサイズです。

適したシューキーパーのサイズを選ぼう

本記事では、サイズ選びが難しいシューキーパーについて、サイズの異なるシューキーパーを同じ革靴に入れて比較してみました。

24cmの革靴の形状を維持するためには、

  • Sサイズ、Mサイズどちらも使える

という結果が得られました。

Sサイズの場合、シューキーパーのチューブの縮みが少なく、革靴全体をソフトにキープしている印象。

シューキーパーを取り出すのもラクです。

対して、Mサイズのシューキーパーはしっかりと形状をホールドし、きつめのフィッティング。

甲部分の張りはへこみもなく、形状をきれいにキープできました。

どちらも使えますが、個人的には、今回検証に使ったスコッチグレインの24cmの靴にはSサイズを使う判断をしました。

Mサイズでも問題ないですけどね。

コロニルのアロマティックシダーシューツリーが幅広い靴のサイズに対応しているゆえ、融通ゆうずうくという検証結果でした。

シューキーパーのサイズ選びに悩んでいるなら、コロニルのシューキーパーをチェックしてみてください。

それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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