それでいて、
そんな人には、
- ビーズリッチクリーム
をオススメします。
ビーズリッチクリームはイギリスのシューケアブランド、
- イングリッシュギルド
が展開する靴用クリームです。
イングリッシュギルドは革靴の聖地であるイギリスのノーザンプトンに拠点を置く仕上げ業者であり、同社が展開するブランドです。
伝統の重みを感じさせるイギリス靴の仕上げを担当している会社だからこそ、手掛けるシューケアアイテムは一級品。
ビーズリッチクリームもその例にもれず、大満足の仕上がりを提供する靴クリームです。
具体的には、
- エレガントな輝き
- 乳化性ならではの革への高い浸透性
が特徴のケアアイテム。
本記事ではビーズリッチクリームの詳細と使用感をレビューします。
- 深みのある美しいツヤが出る靴クリームが欲しい
- 革の色あせをしっかり補色したい
- ビーズリッチクリームの詳細を知りたい
靴クリームは種類によって仕上がりが違う
革靴を磨くときの必須アイテムの1つが靴クリーム。
靴クリームは多くのシューケアブランドがラインナップしているため、種類が豊富。
それぞれ特徴ある効果を持っています。
種類によって使い心地や革の仕上がりが違ってくるのです。
- 伸びが良く、ストレスなく塗り広げられるクリーム
- 強いツヤが出るクリーム
- 革に深く浸透して潤いを届けるクリーム
など。
で靴クリームを選ぶべきです。
イングリッシュギルドのビーズリッチクリーム
とはいえ、たくさんの種類がある靴クリーム。
と悩んでしまいますよね。
上記の人におすすめしたいのがイングリッシュギルドのビーズリッチクリームです。
ビーズリッチクリームは、
- ブラック
- ニュートラル(無色)
- ダークブラウン
- ミディアムブラウン
- ライトブラウン
- ネイビーブルー
- バーガンディ
の7色展開です。
今回、そのうちのライトブラウンをチョイスしました。
さて、まずはブランドの説明を。
イギリスのブランド、
- イングリッシュギルド(ENGLISH GUILD)
は、イギリスのノーザンプトンにある企業。
革靴の聖地として知られるノーザンプトンに生産拠点を置く、多くのシューズメーカーの仕上げを担当している会社です。
革靴を美しく仕上げる最終業者のイングリッシュギルドが作り出したのがビーズリッチクリーム。
仕上げのプロが生み出した靴クリームですから、革靴の仕上がりは折り紙付き。
革を上品に光らせ、潤い補給をしっかりできるクリームです。
見た目がオシャレなので棚に飾っておくだけでも何やら気分が上がってきます。
ビーズリッチクリームはその名の通り、
- ビーズワックス(ミツロウ)
が配合された靴クリーム。
他の成分としては、
- 合成ワックス
- 油
- 染料
- 香料
- 水
が配合。
乳化性に分類されるクリームです。
- 水・油脂・ロウによって構成されるクリームのこと
- 水が配合されているため浸透性が高い
- 水を含まない油脂・ロウのみのクリームは「油性クリーム」と呼ぶ
ビーズリッチクリームで靴を磨くと、革にツヤが加わりエレガントに。
さらに、深みのある重厚な印象がプラス。
上品に履きたいドレスシューズにおすすめの靴クリームです。
また、ビーズリッチクリームは浸透性が高く、革に潤いを与えやすい優れた特性があります。
革を良好なコンディションに保ち、長持ちさせるのにも大きく貢献。
革本来の雰囲気を活かしつつ、より洗練された風合いにブラッシュアップさせる靴クリームに仕上がっています。
革の風合いを楽しみたい高級革靴にピッタリの靴クリームです。
色乗りが良く、革の退色が進んだ靴にも効果抜群。
しっかり色が付きますよ。
フタを開けると爽やかな香りが漂います。
溶剤のニオイはまったく感じません。
良い香りの中で靴磨きを楽しめますよ。
感触は…
とてもやわらか。
軽い力で伸ばせます。
塗り広げやすいクリームです。
靴磨きをスムーズにするためには靴クリームのやわらかさは重要。
伸びやすい靴クリームはやはり使い勝手が良いですからね。
また、120ml入りでたっぷり大容量なのも嬉しいポイントです。
なかなかなくなりませんから、1度購入すれば数年単位で使えます。
項目 | 詳細 |
ブランド | イングリッシュギルド(ENGLISH GUILD) |
原産国 | イギリス |
容量 | 120ml |
タイプ | 乳化性 |
カラー | 7色 |
用途 | スムースレザーの靴(ブーツ・パンプス含む) |
価格 | 2,200円 |
ビーズリッチクリームの使い方
ここからはビーズリッチクリームの使い方を解説します。
靴磨きして、実際の使用感を確認していきましょう。
磨くのはこちらの革靴。
濃い茶色が落ち着きのあるスタイリッシュさを醸し出す1足です。
革靴の色よりもワンランク明るい色の靴クリームを使うのがケアの鉄則ですから、ライトブラウンのカラーはよく合いますよ。
革の色を変えてしまうのを防ぐため、革よりも濃い色の靴クリームは使わないようにしましょう。
靴磨き手順は以下の通り。
- ホコリを落とす
- 汚れを落とす
- ビーズリッチクリームを塗る
- ブラッシングする
- 磨く
それではやっていきましょう。
ホコリを落とす
まずは革靴のホコリを落とすところから。
馬毛ブラシでブラッシング。
柔らかで細い毛先の馬毛で靴に付いたホコリを払い落とします。
ホコリは革の水分や油分を奪い取るため、百害あって一利なし。
手首のスナップをきかせてブラッシングしましょう。
汚れを落とす
ホコリ落としの後は汚れを落とす作業をします。
靴クリーナーで革靴に付いた水汚れや油汚れを除去する工程です。
クロスに靴クリーナーを含ませて…
クロスで革靴を拭きます。
ビーズリッチクリームを革にしっかり浸透させるため、あらかじめ汚れをきっちり取り除いておきましょう。
ビーズリッチクリームを塗る
ここで主役の登場です。
ビーズリッチクリームを革靴に塗っていきます。
革に潤いと油分を与えて乾燥を防止し、美しい光沢を出すためです。
ビーズリッチクリームを塗るときはクリーム塗布用の小型ブラシを使うと便利です。
小回りがききますし、クリームで手が汚れません。
ブラシにビーズリッチクリームを少量取り分けて…
革靴に塗っていきます。
ここで気付くのがビーズリッチクリームの使いやすさ。
かなり伸びが良く塗りやすいです。
しっかり革に浸透し、べたつきを感じません。
くびれ部分にも抜けなく塗り込みます。
タンの部分も。
紐靴の場合は、ひもを外して塗っていきましょう。
革全体に塗り終わった様子がこちら。
革がしっとりとしてモチモチ感が増しました。
革のコンディションが整った証拠ですね。
ブラッシングする
ビーズリッチクリームを塗った後は革になじませる作業へ。
豚毛ブラシでブラッシングしてビーズリッチクリームを革に浸透させます。
豚毛は馬毛よりも毛先が硬いので、革をしっかりめにブラッシングが可能。
クリームをすりこむようにブラシ掛けできるので、ビーズリッチクリームの栄養成分を革になじませやすいのです。
革全体をブラッシングしたら、次の工程に移ります。
磨く
ブラッシングの後はツヤを出す作業。
クロスで磨きます。
余分な靴クリームを取り除いてべたつきを抑えつつ、靴クリームを均してツヤを出すのです。
クロスで磨いた後には、もうひと手間加えるとより仕上がりがきれいになります。
もうひと手間とは、山羊毛ブラシでブラッシングすること。
革のツヤに奥行きが与えられ、深みが出ます。
ブラシにハンドラップで少量の水を付けて…
ブラッシングします。
柔らかな山羊毛が靴クリームの成分をミクロレベルで均してくれます。
ツヤが強まりますよ。
革靴の仕上がりはこちら。
ブラウンの色味に深みが出ました。
- 上品なツヤ
- しっとりとした革の風合い
が高級感を演出。
ビーズリッチクリームで得られるツヤは有機的で深みを感じる立体的な輝き。
自然な中にも鋭さを感じるツヤです。
なめらかな革の質感を際立たせることができました。
ビーズリッチクリームで深いツヤと潤いを与えて見た目を整える
本記事ではビーズリッチクリームの詳細と使用感についてレビューしました。
ビーズリッチクリームはビーズワックスを配合したツヤが出やすいクリームです。
革靴を上品に仕上げます。
革を染める力が強いので、色あせた革でも本来の風合いをよみがえらせることが可能。
伸びが良く使いやすいのも魅力的なポイントです。
ビーズリッチクリームを使って快適な靴磨きを楽しみましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。