そんな人はレザーブランドのZOOが展開するカバ革キーケースをチェック。
ヒポポタマスレザーやヒポレザーとも呼ばれるカバ革。
ワシントン条約で規制され、象革よりも希少なカバ革はなかなかお目にかかれるアイテムではありません。
だからこそ、人とは違ったアイテムを使いたい人にピッタリの革種です。
ただ、定番のアイテムである財布は価格が高め。
長財布で5万円程度は当たり前。
- 金額的に厳しい…
- すでに愛用しているお気に入りの財布がある
そんなときにチェックしたいのがキーケースです。
カバ革のキーケースは1万円以下で買えます。
手ごろな価格で希少なカバ革を楽しめますよ。
基本的に人とかぶることがないので、プレゼントにもおすすめ。
と悩むことなく、安心して贈り物として活用できます。
本記事ではカバ革キーケースの製品レビューを通してヒポレザーの魅力を語ります。
- 希少な革の小物が欲しい
- カバ革キーケースが気になる
- ZOOのカバ革キーケースの詳細が知りたい
希少なエキゾチックレザーは人と被りにくい
革製品には人を惹き付ける魅力があります。
牛革、馬革、羊革など、多様な種類の革があり、違った特徴を持つ素材です。
上記は比較的一般的な革種ですが、中には珍しい革種も。
それが、
です。
希少革とも呼ばれる革で、
など、普段ではなかなかお目にかかれない革種を指します。
エキゾチックレザーは珍しい革種ゆえに人と被りにくいのが魅力です。
革は時間とともに表情が変わる経年変化が味わい深く、自分だけのアイテムになっていく楽しさがあります。
それが持つ喜びに繋がるわけですが、エキゾチックレザーの場合、はじめから「自分だけのもの」感が味わえるのです。
さらに、エキゾチックレザーが経年変化を遂げるといよいよ世界に1つだけの存在に。
強烈な愛着が生まれます。
エキゾチックレザーは希少ゆえに所有する喜びを感じる素材なのです。
エキゾチックレザーの中でも特に希少なカバ革
さて。
ここでこの記事の主役。
カバ革の話に入ります。
カバ革はエキゾチックレザーの1種。
象革と並び、ワシントン条約で輸出入が規制されている珍しい革種です。
- 絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約の通称
- 野生動植物が過度に国際取引に利用されるのを防いで保護することが目的
そのため、極めて入手しにくい素材。
カバ革は表面の層を取り除いて作るため、起毛しているのが特徴です。
スエードやヌバックのような質感で優れた強度を誇ります。
革としては水にも比較的強く、細かく不規則に刻まれた模様は唯一無二。
同じ柄は2つとありません。
シャープで深い溝がワイルドな印象。
希少ゆえに高級革として取り扱われるカバ革は、独特の美しい気品とワイルドさを合わせ持つ圧倒的な存在感を放つ革種です。
ごくわずかな量のみ、許可を得て流通しているのです。
将来、絶滅の危険性が高くなるおそれがある生き物に分類されますからね。
象革と同じく規制対象ですが、象革ほど認知度がないためカバ革の流通量は少なく、よりレア度が増しています。
カバ革のキーケース
では、実際のカバ革製品を見ていきます。
こちら。
日本のレザーブランド、
- ZOO(ズー)
のカバ革キーケースです。
日本製で上質な作りのキーケース。
超希少なカバ革(ヒポポタマスレザー)製のシンプルなアイテムです。
車のスマートキーがキッチリ収まるサイズ。
こちらのキーケースの特徴は、何といってもカバ革を使っていること。
カバ革は希少な革である、
の1種。
エキゾチックレザーはワニ革やヘビ革など、珍しい革の総称です。
ただ、カバ革はエキゾチックレザーの中でもより希少な存在です。
ワシントン要約で規制されているのは象革と同じですが、需要面でカバ革よりも低く流通量が圧倒的に少ないのです。
だからこそ、カバ革レザーのアイテムは珍しく、人とはかぶりにくい…。
いや…。
- かぶらないレザーアイテム
といえます。
なんとも贅沢なキーケースです。
自動車のリモコンキーがすっぽり隠れ、家の鍵を取り付けてもOK。
ちなみに、価格は7,700円。
希少なカバ革であることを踏まえれば、リーズナブルなお値段。
比較的手の出しやすいアイテムですよ。
裏面は光沢感のあるアドバンレザー。
イタリア製の革です。
アドバンレザーの特徴は、一見、エナメルのような質感。
あくまでも「ような」であってエナメルではありません。
アドバンレザーは染色した革の表面に黒の染料を重ね、上から研磨することで下のカラーを浮き立たせることによって生まれます。
研磨には時間がかかり、かつ高い技術力も必要。
真似しようと思って真似できるものではありません。
アドバンレザーは使うほど重ねた黒の染料が落ち、自分ならではの色合いになっていくのが最大の魅力です。
アドバンレザー面の端にはブランドロゴの刻印があります。
控えめなワンポイントとなってオシャレです。
コバ周りの仕上がりは美しく、細かな箇所の作りもバッチリ。
厚みがあって丈夫な革は大事な鍵を保護してくれます。
キーケースの使い勝手
続いて、キーケースの使い心地をレビュー。
カバ革キーケースは、ZOO特注の真鍮バーに鍵を通して固定します。
ネジ式で奥までしっかり留められ、緩みにくい構造です。
鍵を付けるときはバーを完全に外します。
真鍮バーを通す部分は2か所あり、鍵の形状によって使い分けられます。
メーカーによってホルダーの位置が違う点をカバーしているわけです。
実際にスマートキーと鍵を取り付けるとこんな感じ。
スッポリと余裕があるサイズ。
スマートに鍵を持ち歩けます。
固定用ベルトを外してスマートキーを操作したり、バーに通した鍵を回転させて施錠・解錠したりと、便利に使えます。
カバ革の上質な風合いを存分に感じる使い心地です。
カバ革の質感
カバ革は世界的にも希少性の高いレザー。
そのため、ゲットするのも一苦労。
実店舗だと目にすることもないくらい、珍しい革種です。
そのため、カバ革の独特な表面は見慣れない雰囲気。
唯一無二です。
近付いて見ると、表面が細かく毛羽立っているのが分かりますね。
他の素材では表現不可能な個性の塊のような質感です。
カバの皮膚はなめらかで厚い上皮と真皮、さらに薄い表層でできています。
カバ革は表層を取り除き、なめして作るため起毛した表面をしています。
- ヌバック
- スエード
といった起毛革の質感と似ています。
表面の模様は細かい編み目状でランダム。
模様が深く入っている部位と浅い部位が混在しているため、革全体として濃淡のある表情に。
味わい深い雰囲気を醸し出す革です。
傷のようにも見える深く入ったシワ模様は、とてもワイルドな印象。
革の本体である上皮と真皮の部分はしっかりと厚みがあり丈夫。
細かい編み目状の模様は、
- 四角いもの
- 縦横斜めの不規則な形状をしているもの
多様な模様を楽しめます。
起毛した表面は手触り良く、気持ちが良いです。
カバ革は同じエキゾチックレザーの象革と比較されることの多い革種ですが、実際に並べてみると表情がまったく違うことに気付きます。
個性豊か。
革の存在感がそれぞれにありますよね。
象革はざらつきのあるワイルドな触り心地。
一方のカバ革は、柔らかくしっとりした触感です。
ちなみに、エイジングを楽しめるのもカバ革の良いところ。
使用9か月時点で、このように経年変化します。
ツヤが少し出てくるのです。
起毛革なので、使用によって繊維が寝てくるため。
控えめなツヤが現れ始めます。
裏側のアドバンレザーは、逆にツヤが抑えられてエナメル感が和らぐ印象に。
時間経過とともに革の風合い変化を楽しめるアイテム。
革好きにはたまらない逸品です。
項目 | 詳細 |
素材 | カバ革(ヒポレザー) |
ブランド | ZOO |
カラー展開 | ブラック グレー ブラウン レッド グリーン ブルー |
生産国 | 日本 |
価格 | 7,700円 |
ZOOは素材にこだわるレザーブランド
ここで、カバ革キーケースのブランド紹介を。
ZOOは大阪発の日本のレザーアイテムブランドです。
国産の製品がラインナップ。
国内で作るアイテムだからこそ、仕立ての良さは納得の品質。
素材に徹底してこだわり、自分たちの基準で選んだ革しか使わないのが理由の1つ。
高品質で今までにないユニークなメンズ革小物を探しているならおすすめのブランドです。
ZOOは名前の通り、動物園がテーマの財布ブランド。
ヤギと鳥を掛け合わせた架空の動物がロゴのモチーフになっています。
ZOOと称するだけあって、革という素材を通して様々な動物と触れ合えるブランドになっています。
メジャーな牛革はもちろん、上質なエキゾチックレザーを多数展開。
使えば使うほど革の表情が変化する、
- 経年変化
を存分に楽しめるブランドです。
唯一無二のカバ革キーケースで気分を高めよう
本記事ではZOOのカバ革キーケースの詳細をレビューしました。
カバ革は起毛した独特の質感を持つエキゾチックレザー(希少革)の1種。
ただでさえ珍しいエキゾチックレザーの中でも特に珍しいのがカバ革です。
ゆえに、人と被りにくいレザーアイテムを探しているならカバ革をチェックすべき。
レザーブランド「ZOO」のカバ革キーケースは、希少なカバ革を全面に使ったこだわりの逸品。
ワイルドでありながらどこか上品な表情を醸し出す、唯一無二のキーケースです。
1万円以下で買えるヒポレザーアイテムであるのも魅力。
手ごろな値段でカバ革のアイテムを持つ喜びを体験できます。
珍しい革種であるため、人に贈ってもかぶる心配がなく、プレゼントにもおすすめです。
カバ革キーケース、ぜひチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
レザーアイテム選びの参考として、美しさと丈夫さを兼ね備えた末永く愛用できるレザーブランドを紹介します。
ランキング順で並べはするものの、それぞれおすすめの人が違うので自分にピッタリなレザーブランドを選んでみてください。
ワニ革の強い光沢はエレガントで一生モノの風格を持つ。
池田工芸の特徴 | 日本で最大級のクロコダイル専門の工場を持つ 一貫した生産管理で高品質を保つ一流メーカー |
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こんな人におすすめ | とにかく高級感のある財布が欲しい |
色へのこだわりが強く複数の色を手作業で重ねる染色が独創的な印象を与える。
ユハクのアイテムの特徴 | 染色が鮮やかで革の美しい色味とグラデーションが楽しめる 芸術品のような美しさ |
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こんな人におすすめ | 人とは違った美しいレザーアイテムを使いたい |
「一生愛せる本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに厳選した素材を基に機能性と品質を追求したモノづくりを徹底している。
キプリスの特徴 | 仕立ての良さと上質な革を使用 目に見えない部分の手間も惜しまない製品作りへのこだわりを持つ |
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こんな人におすすめ | 質実剛健の主張控えめな大人っぽい革製品が欲しい |