靴磨き

ポリッシングブラシをレビュー!ブートブラックの豚毛ブラシをオイルドレザー靴に使う理由

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ブートブラックの豚毛ブラシ、

  • ポリッシングブラシ

のレビュー記事です。

僕はブートブラックの豚毛ブラシ「ポリッシングブラシ」をオイルドレザー靴のお手入れに使っています。

え?

なぜかって?

それはですね…。

  • 使っていてテンションが上がるけど、価格が高いから

なんのこっちゃって話ですよね?

まずは前置きから。

僕は、

  • ブートブラックの豚毛ブラシ

を、

  • オイルドレザーの革靴

に使っています。

豚毛ブラシといえば、靴クリームを革靴へなじませるために使うブラシです。

僕自身、豚毛ブラシは数本持っていて、靴クリームの色ごとに使い分けています。

しかし、ブートブラックの豚毛ブラシに限っては靴クリームは一切付けていません。

靴クリームも何もつけずに、オイルドレザー靴のブラッシングにブートブラックの豚毛ブラシで行っています。

革を刺激して革の内部の油分を表面に引き出すためのブラッシングという位置づけですね。

理由が先ほどの「使っていてテンションが上がるけど価格が高いから」なのです。

本記事ではブートブラックの豚毛ブラシの詳細と僕なりの使い方について書きました。

ブートブラックの豚毛ブラシ「ポリッシングブラシ」詳細

早速ですが、当記事のメインテーマ、

  • ブートブラックの豚毛ブラシ

に登場してもらいましょう。

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正式名称はポリッシングブラシです。

シューケア用品メーカーのコロンブスが展開するブランドの1つ、

から販売されています。

老舗刷毛専門店の江戸屋とブートブラックとがコラボレーションして誕生した豚毛ブラシなのです。

その特徴として、まず目につくのはその形状。

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長方形や小判型のブラシが多い中で、

  • 湾曲したデザイン

になっています。

持ちやすさを考慮した形状。

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ちょうど人差し指が丸みの部分に沿うように持てるため、フィット感が向上。

ブラッシング時に力が入りやすくなっていると思います。

通りすがりの御方
通りすがりの御方
「と思います」?
これ実際に使っているんでしょ?
一路
一路
この写真は「右手」で持ってるんですよ…
実は僕、左利きなのです…
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そう。

僕がブラッシングでブラシを使うときは、左手で使います。

そのため、ポリッシングブラシ独特の形状の恩恵が受けられないのです。

でも、良いのです。

なぜなら、格好良いから。

見てください。

この無機質でマットな質感。

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黒字にゴールドのロゴ。

とってもスタイリッシュ。

オシャレなブラシでブラッシングできる…。

それだけで大満足です。

さて、レビューへ戻ります。

横から見た図です。

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ブラシの毛は黒。

ちなみに、毛の色は白いバージョンもあります。

好みによって色を選ぶことができます。

使い込んでも汚れが目立ちにくいので黒い毛のバージョンを購入しました。

逆に、白い毛は過去に使用した靴クリームの色が分かりやすくてブラシの判別がしやすいので、どのような使い方をするかで色を選択すると良いでしょう。

ブラシをひっくり返すとこのように。

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ブラシに植え込まれた毛の感覚が比較的広く、下の方の持ち手の部分が見えていることが分かります。

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本来、豚毛ブラシは靴クリームを広い範囲に塗り伸ばしたり、余分な靴クリームを除去するために使うケア用品。

毛束の間隔をあえて空けることで毛の可動範囲を広く確保。

反発力を高めて靴クリームを運びやすいようにしています。

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毛束同士の間隔は広くとも、毛束1つに使われている豚毛の本数は相当な数。

ただでさえ硬い豚毛ですが、それが寄り集まった毛束の力強さったらありません。

…と、ここまで、ブートブラックのポリッシングブラシの外観や特長を解説してきました。

すでに説明した通り、ポリッシングブラシの品質が高いことはいうまでもなのですが…。

それとは別に、個人的にポリッシングブラシにはプライスレスな価値を感じています。

ブートブラック×江戸屋のポリッシングブラシを使う喜び

ポリッシングブラシが持つプライスレスな価値…。

それは、

  • ブラシを使う喜び

です。

先ほども少し述べたのですが、ポリッシングブラシのデザインはスタイリッシュでとにかくオシャレ。

使う前には、

  • 今からこのブラシ使うぞ!

とテンションが上がり。

使っているときは、

  • やっぱり格好良いなぁ!

とテンションが上がり。

使い終わった後は、

  • 次使うのが楽しみだ!

とテンションが上がるのです。

一粒で三度おいしい、的な。

趣味として完璧。

今では靴磨きを全力で楽しむための必需品となっています。

もちろん、所有する喜びも日々感じています。

ポリッシングブラシを靴クリームの色ごとに揃えたいけれど問題は価格…

使っていてとてもテンションが上がるブートブラックの豚毛ブラシですが、1つだけ問題があるのです。

豚毛ブラシは通常、革靴に靴クリームを塗った後にクリームを革へとなじませるために使います。

そして、靴クリームには、

  • 黒色
  • 茶色
  • 紺色
  • 赤色

など、さまざまな種類がありますよね。

異なる色味の靴クリームでそれぞれ靴磨きをする際、同じ豚毛ブラシを使ってブラッシングするとどうなるでしょうか?

靴クリームの色味が混ざってしまいますよね。

例えば、黒色の靴クリームが付いた豚毛ブラシで茶色の革靴をブラッシングしたら、茶色の靴に黒色が移り、せっかくの美しい革の風合いをそこねます。

そのため、

靴クリームの色の分だけ豚毛ブラシの本数を用意する

というのが靴磨きのセオリーです。

当然、使っていて楽しいブートブラックの豚毛ブラシも、

靴クリームの色の数だけ揃えたい

というのが自然の流れ。

ただ、ここでしんどい問題が浮上します。

ブートブラックの豚毛ブラシ、価格が高いです。

ポリッシングブラシ、8000円を超える価格。

一路
一路
いや、高っ!

…自分で買っておきながら突っ込んでしまいました。

数百円で買える豚毛ブラシがある中で、ポリッシングブラシの価格はかなり冒険的です。

僕としてはプライスレスな価値を見出しているので全然良いんですけどね。

ただ、ポリッシングブラシを3本、4本と靴クリームの色の数だけ揃えるのは厳しいです。

平気で数万円飛んでいきますよね…。

一路
一路
それは無理!
ザッツインポッシブル!

ブラシを頻繁に使いたい欲求と抑えられない情熱

では、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入した渾身のポリッシングブラシ、

何に使おうか?

という話になります。

せっかく良いブラシを手に入れたのだから、頻繁に使いたいと思うのが人間のさがというもの。

頻繁に使うことを踏まえれば、

  • オールラウンドな無色の靴クリームに使うか

はたまた、

  • 定番の黒色の靴クリームに使うか

そんなことを考えていた矢先、あることに気づいたのです。

そもそも靴クリームを使った靴磨きは1足の革靴に対して月1回くらいしかやらないことに。

そうです。

そもそも靴クリームを使って靴磨きをするのは1、2ヶ月に1度程度のもの。

せっかく手に入れた豚毛ブラシですが、そんなに頻繁に使えないことに気づきました。

これはいけないと、どのように使おうか考えたわけです。

そして、ある結論に行きついたのでした。

ポリッシングブラシをオイルドレザー靴の日常ケア用として使う

行きついた先の結論は、

  • ポリッシングブラシはオイルドレザーの靴用ブラシとして使う

ということでした。

なぜかと言いますと…。

以下に僕の思考をお示しします。

「ブートブラックのポリッシングブラシをオイルドレザー用として使う」に至った思考の経緯
  • オイルドレザーは油分が多いため日頃のお手入れはブラッシングだけでよい
  • ブラシに靴クリームを付けなくてよい
  • ブラシに色が付かないので1本のブラシを複数の靴に使いまわせる

あれ?
これ画期的じゃない?(迫真の真顔)

一路
一路
いや~、我ながら良いことを考え付いたものです!

それに加えて、オイルドレザーは油をたっぷり含んだ性質なのでとても丈夫です。

丈夫だからこそ色々なところに履いていったり、雨の日にも履いたりと出番が多め。

出番が多いということはその分、ブラッシングする機会が多いため、豚毛ブラシの出番が頻発します。

使う機会が多いということは、テンションが上がる機会も多いというもの。

ブートブラックの豚毛ブラシをオイルドレザーに使うことにすれば、靴クリームの色移りもないし、頻繁に使うことができる…。

だからこそ、

  • ブートブラックのポリッシングブラシをオイルドレザーの靴用ブラシとして使う

という結論に行きついたのでした。

レッドウィングのワークブーツをブラッシングしたり…

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ダンスコのコンフォートシューズもブラッシング。

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どちらもオイルドレザーを使った革靴。

色付きの靴クリームを使っていないので、色が違ってもブラシが使いまわせます。

毛にコシがあるため、ブラッシングするだけで革に刺激が伝わり、革の奥底に沈み込んでいた油分が表面に引き上げられ、革に潤いとツヤが戻るのです。

もちろん、上記のブラッシングはあくまで日常的に行う簡易的なケア。

革への栄養補給をする際は、靴クリームに加え、別の豚毛ブラシを用意してお手入れしています。

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ブートブラックのポリッシングブラシは日常のお手入れに気軽に使える

かくして、ブートブラックのポリッシングブラシはオイルドレザー靴の日常のお手入れに使うことになりました。

めでたし、めでたし(完)

はい。

ということで…。

ブートブラックと江戸屋がコラボレーションして誕生した豚毛ブラシ。

僕なりの使い方を紹介しました。

価格的に決して手が出しやすいものではないブートブラックのポリッシングブラシ。

ですが、

  • 所有すること
  • 使うこと

上記を通して、高い満足感が得られることは確かです。

僕の場合、ブラシを靴クリームの色の本数分揃えるのではなく、1本をオイルドレザー靴の日常ケア用に使うことを選びました。

結果、大正解。

高級な豚毛ブラシながら、気軽に日頃のケアに活用できています。

1日履いた後のホコリ落としのブラッシングと合わせて、豚毛ブラシでのブラッシングをすれば革靴のツヤを長期間維持できますよ。

ケア用品の使い方は人それぞれ。

自分なりのお手入れ方法や道具の使い方を見つけていくことも、靴磨きの1つの楽しみ方です。

ブートブラックのポリッシングブラシは高いですが、使い方次第でコスト以上の効果を、革靴にも自分自身にも与えてくれる存在になります。

ブートブラックのポリッシングブラシ、ぜひチェックしてみてください。

それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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