- 靴の履き口がすり切れてきた…
- えぐれた感じで靴の見映えが悪いなぁ…
なんてお悩みの方は、靴の履き口を自分で修理してしまいましょう。
補修用のパテと補色剤を組み合わせれば、ちょちょいのちょいで簡単に履き口のすり切れを修理できます。
自分でやればお金もあまりかからず、修理のために靴を預ける必要がないため時間もかかりません。
すり切れた靴の履き口は清潔感が損なわれます。
修理して靴の見た目を取り戻しましょう。
ということで、本記事では靴のすり切れた履き口をセルフ修理する方法を実践解説します。
- 靴のすり切れた履き口を直したい
- 靴の履き口を修理する方法は?
- 靴の履き口補修に使う道具が知りたい
靴の履き口はすり切れる
外出するとき靴を履くわけですが、日本では靴を脱いで室内に入る場面が多く、脱ぎ履きの機会が多いです。
そして、
- 脱いで履いて
を繰り返しているうちに気になってくるのが靴の履き口のダメージ。
靴の履き口は負荷がかかりやすく、消耗しやすい箇所です。
日常で履き続けるうち、徐々に磨耗していきます。
すり切れが起きやすい箇所なのです。
履き口にコバ仕上げが施されている場合は特に、コバの剥がれや擦り切れが気になってきます。
例えば、こちらの革靴。
履き口部分を見てみると…
すり切れています。
ところどころコバ仕上げが剥がれて、見映えが良くありません。
履き口のダメージが顕著ですね。
靴の履き口のダメージがさらに進行すると、ボロボロになってえぐれてしまうことも…。
そうなると見た目も悪く、履いていて気分が上がりません。
- 靴の履き口はきれいで美しい状態にキープしたい
そんな思いが浮かぶわけです。
靴の履き口がすり切れたら修理しよう
靴の履き口がすり切れてダメージを受けたとき、
といわれれば、決してそんなことはなく。
靴の履き口は修理できます。
しかも自分で。
靴修理のお店でリペアしてもらうこともできますが、お金がかかりますし、時間もかかります。
という人には、セルフ修理がオススメです。
はじめこそ補修道具を揃える必要がありますが、1度揃えてしまえば何足でも靴の履き口修理が可能です。
長期的にみれば、セルフで靴の履き口を修理するのがお得。
靴の履き靴を修理すれば、見た目が美しい状態に復活。
ますます愛着を持ってその靴に接することができます。
靴の履き口をセルフ修理する方法
さて、この項目では靴の履き口のすり切れを修理する方法を紹介します。
先程お見せした靴のすり切れ部分を修復していきますね。
作業工程は以下の通り。
- パテと補色剤を混ぜて修復剤を作る
- 履き口のすり切れた部分を修復剤で埋める
セルフで出来る簡単修理方法です。
気軽にやってみてください。
準備:靴の履き口を修理するために使う道具
まずは、靴の履き口補修のための道具をご覧ください。
- アドベース(補修用パテ)
- レノベイティングカラー補修クリーム(補色剤)
- ガラス板
- 筆
肝の道具のご紹介から。
まずはアドベース。
アドベースは革製品のえぐれや傷を埋めるためのパテ材。
深い傷を埋めるための補修用クリームです。
密着性・屈折性に優れています。
レノベイティングカラー補修クリームは革の色あせを修復する補色剤。
べたつかず、しっかり着色でき、クリームが乾いた後は色移りしない優れものです。
履き口補修する靴の色に合わせた色を使います。
今回の靴は黒なので、ブラックの補色剤を使いますよ。
白色のアドベースにレノベイティングカラー補修クリームで色を加え、目的の色のパテを得ます。
混ぜるためのパレット代わりにガラス板。
履き口にパテ材を塗るために筆を使います。
では、これらの道具を駆使して靴の履き口修理をやっていきますね。
パテと補色剤を混ぜて修復剤を作る
まずはアドベース(パテ)とレノベイティングカラー補修クリーム(補色剤)を混ぜて、アドベースに色を加えます。
アドベースはもともと白色なので、修理する履き口の色に合わせ、適した補色剤と混ぜて使いましょう。
ガラス板にアドベースを出して…
レノベイティングカラー補修クリームも適量。
そして、ガラス板の上で筆を使って混ぜ合わせます。
練り練りすると…
黒色のパテに仕上がりました。
履き口修理の準備完了です。
履き口のすり切れた部分を修復剤で埋める
先ほど作った色付きのパテ材を、筆で履き口のすり切れた部分に塗っていきます。
コバの剥がれや傷部分をパテで埋めていきましょう。
細めの筆を使うと、細かな箇所も作業しやすいのでオススメです。
仕上がりはこのように。
すり切れが気になる部分にパテ材を塗れました。
ついでに、かかと部分も下地が見えている箇所があったので、補修します。
パテを塗って…
完成です。
すり切れによって露出した白い部分がパテで覆われました。
乾燥させる
続いて、塗ったパテを乾燥させます。
1日程度置いて、確実にパテを固めましょう。
中途半端に乾燥させた状態で触ったり履いたりすると、手や靴下にパテ材が付いて汚れてしまいます。
急がば回れの精神でじっくり待ちましょう。
そして、乾燥した後の状態がこちら。
履き口が修復され、見た目が良くなりました。
すり切れて下地が見えていた部分を捕色したパテ材でカバーできました。
パテを塗っただけでこの仕上がりですから、大満足。
これにて靴の履き口修理は完了です。
修理後の靴の履き口を確認
では最後に、靴の履き口のすり切れがセルフ修理によってどのように変わったのかを比較してみましょう。
靴の履き口を修理した効果は歴然。
白く下地が露出していた部分が覆われ、きれいに仕上がりました。
見た目の美しさがよみがえり、清潔感がアップ。
これからもガシガシ愛用できる靴に修復できましたよ。
簡単修理で靴のコンディションを整えられる方法なので、ぜひお試しください。
靴の履き口をセルフ修理できれいに整えよう
本記事では、靴の履き口を自分で修理する方法を実践しながら解説しました。
履き続けていくうちに、靴はダメージを受けていきます。
特に、履き口は足を入れるときの負荷が大きく、劣化しやすい箇所。
すり切れて見映えが悪くなってしまいます。
そんなときは、パテ材と補色剤を使ってセルフ補修しましょう。
簡単手法で靴の履き口修理ができます。
一度道具を揃えれば、何足でも補修可能なのでコスパも良好。
それでは今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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