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プロ・ホワイトブラシをレビュー!靴磨き用化繊ブラシは豚毛に比べコスパ良好

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靴磨きに必要な道具の1つに豚毛ブラシがあります。

靴クリームを革になじませ、余分なクリームを取り除ける豚毛ブラシはシューケアの必須アイテムです。

しかし、天然の豚毛を使ったブラシはお値段ちょっと高め。

ブラッシングしやすい大きめサイズだとなおのこと。

  • もう少し安く手に入らないかなぁ…

なんて考えが浮かびますよね?

そんなときは化繊ブラシをチェックしましょう。

人工的に作られた化繊(化学繊維)を使ったブラシは豚毛に比べ価格安め。

手頃なお値段で手に入ります。

それでいて、毛のコシが強く、満遍まんべんなく靴クリームを塗り伸ばせるため、豚毛と遜色そんしょくない使用感。

豚毛に比べて毛が抜けにくいのも化繊ブラシの特徴です。

シューケアブランド「M.モゥブレィ」のプロ・ホワイトブラシはコスパ良好な化繊ブラシ。

手にフィットしやすい大きめサイズのブラシはブラッシングしやすく、靴クリームを良くなじませられます。

靴磨きを始めたい人にまずチェックしてもらいたい、おすすめブラシです。

本記事ではM.モゥブレィのプロ・ホワイトブラシをレビューしつつ実際の靴磨きに使った感想について書きました。

この記事はこんな人におすすめ
  • コスパの良いシューケアブラシを探している
  • プロ・ホワイトブラシの詳細が知りたい
  • プロ・ホワイトブラシの使い方が知りたい

靴磨きに必須の豚毛ブラシ

靴磨きに必要な道具はいくつかありますが、豚毛ブラシもまた重要なアイテムです。

革に栄養を与えるため、補色するために靴クリームを塗るわけですが、その後にクリームを革になじませるために使うのが豚毛ブラシ。

豚毛ブラシはコシが強く、革の上の靴クリームを満遍まんべんなく塗り伸ばし、細かい箇所にまで行き渡らせられます。

同時に、余分な靴クリームを毛先に絡め取り、革に必要な量に調節してくれるブラシです。

豚毛ブラシで靴を磨くと、靴クリームが均一にならされ、光沢が表れます。

靴磨きの中でも、豚毛ブラシでのブラッシングは楽しい工程です。

豚毛ブラシは安くない

豚毛ブラシは靴磨きに必要な道具ですが、価格は決して安くありません。

天然の豚の毛を使っているためですね。

また、豚毛ブラシは靴の色に合わせて複数本用意するのが鉄則です。

というのも、豚毛ブラシの毛先には靴クリームが付きます。

例えば、黒の靴クリームが付いたブラシで茶色の革靴をブラッシングしたらどうなるでしょうか?

色移りしますよね。

茶色の靴に黒の靴クリームが付いてしまったら、革の風合いをそこねます。

だからこそ、

  • 黒の靴クリーム用のブラシ
  • 茶色の靴クリーム用のブラシ

といったように、靴クリームの色に合わせたブラシ本数が必要になるのです。

ただ、豚毛ブラシは高いため、複数本用意すると結構なお値段に…。

  • 1本1本が安く手に入り、複数本揃えてもお財布に優しいブラシはないものか

そんな考えが浮かんできます。

そこでオススメなのが化繊ブラシです。

化繊ブラシは高コスパ

化繊ブラシはその名の通り、化学繊維で作られたブラシ。

人工的に作られた化繊の毛が植えられているのが特徴です。

化繊は人工物。

そのため、大量に作られ原価も安く、天然の豚毛よりもお値段控えめ。

同じサイズ・植毛のクオリティのブラシと比較して、豚毛ブラシよりも価格が安いです。

それでいて、毛の硬さは豚毛ブラシとほとんど変わらず。

化繊ブラシは豚毛ブラシ代わりに革へ靴クリームをなじませるのに活用できます。

豚毛ブラシの場合、靴クリームが毛先に付いてなじんでくる「ブラシが育つ」感覚が存分に味わえますが、化繊ブラシの場合、その楽しさは劣るかもしれません。

ただ、安く手軽に靴磨きを楽しみたい人にとっては、化繊ブラシはとっても助かるアイテムです。

また、ブラシが育つ感覚が得にくいのは、裏を返せば使い始めから変わらない使用感であることを意味します。

安定した使い心地なのが化繊ブラシの特徴でもあるのです。

つまり、靴磨き初心者でも扱いやすいブラシといえます。

M.モゥブレィのプロ・ホワイトブラシ

化繊ブラシには色々と種類がありますが、この記事で紹介するのは特にオススメのアイテム。

シューケア用品ブランド「M.モゥブレィ」の化繊ブラシ、プロ・ホワイトブラシです。

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M.モゥブレィのプロ・ホワイトブラシは、スムースレザーの磨き込みに使うブラシ。

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M.モゥブレィとは
  • 世界中の靴愛好家の方々から多くの支持を得ているシューケア製品ブランド

靴クリームを塗った後、

  1. クリームをアッパー(甲革)全体に塗り広げ、
  2. 余分なクリームを取り除き、
  3. ツヤを出すためのブラシ

それがプロ・ホワイトブラシです。

プロ・ホワイトブラシの毛

靴クリームをなじませるためには硬い毛が最適。

というのも、硬い毛先はクリームを靴になじませ、伸ばす力が強く、満遍まんべんなく革へクリームを浸透させられるから。

靴に光沢感を与えます。

プロ・ホワイトブラシは毛が硬く、しっかりとした化繊毛を使用。

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一口に化繊といっても、ポリエステルなどもありますが、プロ・ホワイトブラシはナイロン製です。

少し硬めの毛に仕上がっており、しっかりと植えられています。

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豚毛ブラシよりも毛が抜けにくいのが化繊ブラシのメリットの1つです。

そして、硬めの毛先だからこそ、靴クリームを塗った後にクリームを全体に伸ばし、革にしっかりなじませられます。

プロ・ホワイトブラシは毛のコシが強いゆえに、革靴のシワや飾り穴といったデザイン部分に塗り込んだクリームをかき出すのにもピッタリ。

余分な靴クリームをきっちり取り除けます。

コシがある化繊毛は耐久性が高く、長く使えるのもGOODです。

ちなみに、価格は1,100円。

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一路
化繊ブラシならではのコスパの良さです!

プロ・ホワイトブラシの持ち手

プロ・ホワイトブラシの持ち手は木製。

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持ち手には角度がもうけられ、握りやすい仕様になっています。

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サイズが比較的大きく、大きなストロークで効率良くブラッシングできます。

持ってみるとこんな感じ。

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しっくりくるフィット感。

握りやすく、大き目のブラシはブラッシングしやすくて使い勝手抜群です。

プロ・ホワイトブラシの色

M.モゥブレィの化繊ブラシの色は2色展開。

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プロ・ホワイトブラシだけでなく、プロ・ブラックブラシもラインナップがあります。

プロ・ホワイトブラシは毛先の靴クリームの色が見分けやすいため、靴クリームの色ごとに使い分けやすい特徴が。

一方、プロ・ブラックブラシは黒のクリーム用に。

ブラシ毛の色で使い分ければ、靴磨きがはかどります。

ちなみに、ブラシはドイツ製です。

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一路
一路
メイドインジャーマニーの響き、良き!

プロ・ホワイトブラシの仕様

ここではM.モゥブレィのプロ・ホワイトブラシの仕様をまとめます。

プロ・ホワイトブラシの仕様概要
項目 仕様詳細
ブランド M.モゥブレィ
サイズ 縦:183mm
横:50mm
毛の長さ:25mm
毛の素材 化繊
カラー ホワイト(ブラックもあり)
原産国 ドイツ
用途 靴クリームの塗り伸ばし、ツヤ出し

プロ・ホワイトブラシを使った靴磨き

ではここからは、プロ・ホワイトブラシを使った靴磨きを実践していきます。

磨くのはこちらの革靴。

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リーガルのストレートチップ靴

ブラウンの革靴です。

作業手順は以下の通り。

  1. ホコリを落とす
  2. 汚れを落とす
  3. 靴クリームを塗る
  4. プロ・ホワイトブラシでブラッシング
  5. 靴クリームを拭き取る

早速、やっていきましょう。

ホコリを落とす

まずは革に付いたホコリやチリを払い落とします。

馬毛ブラシでブラッシング。

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ホコリが革に残っていると、靴クリームの作用を邪魔してしまいますからね。

手首のスナップを効かせて、シャッシャッとブラッシング。

ホコリを確実に取り除きます。

汚れを落とす

続いて、汚れ落とし。

革靴を履いていると、水汚れや油汚れの付着はつきものです。

革靴用の靴クリーナーで革をきれいにクリーニングします。

汚れ落とし用クロスにクリーナーを含ませて拭きましょう。

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汚れを落としてサッパリすれば、これから塗る靴クリームの効果を最大限引き出せます。

靴クリームを塗る

この工程では革靴に靴クリームを塗っていきます。

革に栄養を与えて、保革します。

靴クリームは手で塗っても良いですが、小型ブラシを使うと手を汚さずにクリームを塗れるのでおすすめです。

小型ブラシに靴クリームを取り分けて…

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革靴に塗ります。

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両方の革靴に靴クリームを塗ったら、プロ・ホワイトブラシを使う準備が完了。

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一路
さぁ、次いきますよ!

プロ・ホワイトブラシでブラッシング

ここで主役の登場。

プロ・ホワイトブラシで革靴をブラッシングします。

靴クリームを革へなじませ、余分な靴クリームを毛先に移し、革から取り除きます。

アッパー(甲革)全体を大きなストロークでブラッシングしましょう。

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持ち手が手にフィットし、ブラッシングしやすいです。

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おまけに、ブラシが大きめサイズなので磨き効率も良く、ノーストレスでブラシ掛けできます。

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毛先が靴の湾曲した部分に入り込み、満遍まんべんなくブラッシングできているのを実感。

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総じて、ブラッシングしやすい化繊ブラシです。

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豚毛と同じように、革をしっかりとらえている感覚があり、ブラッシングの感覚は豚毛と遜色そんしょくなく。

これで1,100円ですから、プロ・ホワイトブラシのコスパの良さには驚きの一言です。

靴クリームを拭き取る

プロ・ホワイトブラシでブラッシングした後は、クロスで拭き上げて余分な靴クリームを完全に取り除きます。

アッパーを磨きクロスで乾拭きしましょう。

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プロ・ホワイトブラシである程度余分な靴クリームは取り除けているので、軽く拭けばスルスルとクロスがなめらかに動くはず。

革がべたついているようなら、靴クリームの塗りすぎです。クロスできっちりふき取る意識で拭きましょう。

仕上がりはこんな感じ。

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革の風合いをキープしつつ、靴クリームの栄養成分を革へ届けることができました。

プロ・ホワイトブラシで効率良くブラッシングできたため、シューケア自体の時短にも繋がりましたよ。

プロ・ホワイトブラシはコスパ良好なシューケアブラシ

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本記事ではM.モゥブレィのプロ・ホワイトブラシをレビューしました。

プロ・ホワイトブラシはコスパ良好な化繊ブラシ。

硬めの毛先が靴クリームをしっかりと塗り伸ばし、余分なクリーム除去にも貢献します。

大きめサイズでブラッシングしやすいのも魅力。

靴磨きを効率良く、快適に楽しめますよ。

安くて使いやすい磨き上げブラシをお探しの方にピッタリのアイテムです。

  • 豚毛ブラシを靴クリームの色ごとにそろえるのはなかなかお金がかかって困る…

そんな人はコスパの良いプロ・ホワイトブラシで、磨き上げブラシをそろえてみてはいかがでしょうか?

それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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