と、カビの不意打ちに落ち込んでいる人。
あるいは、カビの発生はしていなくても、
とまだ見ぬ脅威におびえている人へ。
革靴のカビを取り除き、予防ができる便利なアイテムがあります。
しかも…。
拭き取るだけの簡単作業で。
そんな夢のような話を実現するのがM.モゥブレィ・プレステージのモールドクリーナーシートです。
モールドクリーナーはスプレータイプのカビの除去・予防剤ですが、そのシートタイプがモールドクリーナーシート。
カビ除去効果の高い有機ヨードを主成分とした液が浸み込んだシートで、拭くだけでカビを取り除けます。
もちろん、予防も可能。
ウェットティッシュタイプで直感的に使えるのも魅力。
使い捨てタイプなので、取り除いたカビ菌ごとそのままゴミ箱に捨てられます。
拭き取ったカビをどこかに置かずにすむため、衛生面でも安心です。
本記事では、モールドクリーナーシートの詳細と使い方を解説します。
- モールドクリーナーシートの詳細が知りたい
- モールドクリーナーシートの使い方は?
- 革靴のカビを取り除きたい
- カビ予防を簡単にできる方法ってないの?
革靴のカビは恐ろしい
革靴のトラブルでよく起こりがちなのは、
- カビの発生
です。
カビは革靴に付いたホコリや汚れを栄養源として、高湿度環境と適度な温度の下で発生します。
カビが生えやすい環境
- 湿度:80%以上
- 温度:20℃~35℃程度
※ホームメイト公式ページより
一般的に、高温多湿なジメジメした場所に革靴を置いておくとカビが生えやすいです。
- 革靴を下駄箱にしまいっ放しにして、しばらく経って見るとカビが生えていた
- 雨に濡れた革靴を放置していたら白いカビが大繁殖
なんてシーンはありがちです。
カビをそのままにしておくと、近くに置いてある他の革靴にまでカビがうつり、悲惨な事態に…。
また、カビが身体に入ると健康にも悪影響を与えます。
カビは革靴にとっても人間にとっても恐ろしい存在なのです。
カビはいつ生えるか分からない
カビの怖さはいつ発生するか分からない点にあります。
というのも、カビの元となるカビ菌は空気中のいたるところに存在します。
そして、先ほど述べた高湿度・高温環境が揃ったとき、革靴のホコリや汚れ、あるいは革に含まれる油分を栄養としてカビが成長するのです。
ということは、カビが生える可能性はどの革靴も持っているということ。
特に梅雨時期だと、少しの油断がカビの発生を招きます。
雨に濡れたレザーソールを乾かさずに玄関に放置すると、いつの間にかカビが生えていることも…。
- 気付いたらお気に入りの革靴をカビが覆っていた
なんて、不意打ちのような一撃を受けるのがカビの恐ろしさです。
革靴のカビ除去と予防を簡単かつ強力にサポート!モールドクリーナーシート
カビの恐ろしさは革靴を履き続ける以上、常にリスクとして頭に入れておかなければなりません。
だからこそ、
- ホコリを取る
- 湿度の高いところに置かない
- 涼しいところで保管する
といった、革靴管理が重要です。
とはいえ、上記をすべて満たしているつもりでも、いつの間にか発生しているのがカビの怖さ。
- カビが発生してしまった
あるいは、
- カビの発生をより確実に予防したい
なんてとき、使えるアイテムがあれば便利ですよね?
あるんです。
それがM.モゥブレィ・プレステージのモールドクリーナーシート。
- M.モゥブレィブランドの高級ライン
- 「上質な商品で、上質なシューケアを」がコンセプト
- 厳選した「ナチュラル」「天然」「上質」な材料から作られるシューケアアイテムが魅力
モールドクリーナーシートはスムースレザー(表革)に使えるカビ取り剤。
除菌力が高い有機ヨードの力でカビを除去します。
ヨウ素系殺菌剤の殺菌機構は以下のように考えられている。
- リジン、ヒスチジン、アルギニン等のアミノ酸の塩基性窒素―水素と反応して相当するN-ヨウ素誘導体を生成する。この反応によって水素結合のための重要な位置が封鎖されたんぱく質等の致死的な変性が生成し、連続して同様な反応が核酸塩基についても変性が生成する。
- 微生物の生育に必須のSH基の酸化が行われSH酵素の不活化が生成する。チロシンのようなアミノ酸のフェノール基とヨウ素が反応してモノあるいはジヨウ素誘導体を生成してオルト位のヨウ素原子がフェノール性水酸基の水素結合における立体障害を生成する。
- 不飽和脂肪酸の二重結合との反応によって脂質、細胞膜の流動性等の物理的性質を変化させる。
徹底的にカビ菌を取り除き、再発を防ぐ除菌シートです。
革靴だけでなく革製品全般に使えるので、革財布やベルトなどにもおすすめ。
使い捨てのシートタイプなので気軽に使えます。
同じく、スプレータイプのモールドクリーナーをクロスに浸み込ませて使う場合、カビがうつるのを防ぐため、カビを拭いたクロスは捨てなければなりません。
また、モールドクリーナーシートは無臭タイプですので、ニオイが残らず快適なシューケアが可能です。
フタを開けると、まさにウェットティッシュのよう。
つまんで取り出すタイプで、1枚ずつ引き出せます。
シートは薄くもなく厚くもなく。
使いやすい厚みです。
使い終わったら、あらためて封をして液の乾燥を防ぎつつ保管できます。
ウェットティッシュや汗拭きシートのような感覚で手軽に使える、カビ対策シートですよ。
- 水
- 有機ヨード化合物
- トリプロピレングレコール
モールドクリーナーシートの使い方
さて、この項目ではモールドクリーナーシートの使い方を実践解説していきます。
カビが気になるのはこちらの革靴。
シェットランドフォックスのウィンストン。
レザーソールを採用しているのですが、ひっくり返してみると…
白っぽい斑点があります。
カビか傷かの判別がつかないので、モールドクリーナーシートで拭き取り作業することにしました。
モールドクリーナーシートにはカビ予防効果もあるため、カビではなかったとしてもクリーニング作業が無駄になることはありません。
もちろん、カビの場合には強力な除去効果をいかんなく発揮しますよ。
モールドクリーナーシートの使い方はいたって簡単。
カビを除去したい箇所やカビ予防したい部分をシートで拭くだけです。
カビの胞子を吸い込まないように、マスクをして作業しましょう。
先ほど述べた通り、表面のフタを開けて…
1枚ずつ取り出して使います。
シートを取り出したら、モールドクリーナーシートで表面を軽く拭きます。
カビの気になるところを中心に、全体を満遍なく。
ソール全体をモールドクリーナーシートで拭き終わった後は、こんな仕上がりに。
そして、使用後のシートはというと…
汚れが落ちていますね。
ソールの汚れも取れて一石二鳥です。
モールドクリーナーシートで拭いた後は通気を確保した状態で数日置き、乾燥させるとともにカビが再発していないか様子を見ましょう。
シダーブロックの上に革靴を置いて空間を作り、ソールの通気性を確保しました。
最終的な仕上がりはこのように。
白い斑点が消えています。
カビだったのか、傷だったのかは不明ですが、一安心です。
ちなみに、モールドクリーナーシートはスエード、ヌバックなどの起毛革、ヌメ革、爬虫類革には使えません。
起毛革には、スプレータイプのモールドクリーナーを使いましょう。
…と、ついでに。
革靴の内側もモールドクリーナーシートでお手入れしておきます。
靴の内側(インソールとライニング)もまた、カビ発生のリスクが高い場所です。
湿気がこもりやすいですからね。
新しいシートに替えて、インソールとライニングを拭きます。
カビは生えていないですが、予防のためです。
モールドクリーナーシートの拭き取り面は、拭く場所を変えるたびに替えるのが重要。モールドクリーナーシートにうつったカビを他の場所に塗り込まないようにするためです。
もったいないと感じるかもしれませんが、徹底しましょう。
モールドクリーナーシートは使い捨てタイプなので、スプレータイプをクロスに浸み込ませて拭き取るよりも衛生的です。
クロスを何枚も用意して拭き取るたびに捨てるのは、なかなか現実的ではないですよね?
モールドクリーナーシートは使い捨てだと割り切れるので気持ち的にもラク。
カビを取り除きたいのに、別の場所にカビがうつるのを手伝ってしまっては目も当てられないですからね。
同じように、ワークブーツもカビ予防をしておきます。
インソールとライニングをフキフキ。
ブーツは冬場に履く機会が多く、夏は下駄箱にしまっておきがち。
カビはその隙を狙ってきます。
あらかじめモールドクリーナーシートで拭いておけば、カビ予防効果があるため、安心してシューズクローゼットにしまっておけます。
とはいえ、湿気がこもらないように注意しましょう。除湿剤やレッドシダーブロックを下駄箱の中に入れておくと除湿効果が高まり、カビが防ぎやすくなります。
モールドクリーナーシートはレザーバッグなどの革製品への使用も可能です。
カビが生えた革製バッグ。
モールドクリーナーシートで拭き取れば…
カビ予防が簡単にできます。
手軽な使用感が何よりの魅力です。
カビの恐怖はモールドクリーナーシートで簡単に解消できる
本記事ではモールドクリーナーシートの詳細と使い方について書きました。
M.モゥブレィ・プレステージのモールドクリーナーシートは、カビの除去と予防に効果抜群のクリーニングシートです。
有機ヨードの効果でカビを確実に取り除きます。
しかも、カビの除去が拭くだけ簡単のお手軽作業でできるのですから驚きです。
使い捨てタイプなので、クリーニングの後はそのままゴミ箱へ。
気軽に使える心理的なメリットはもとより、カビ菌を他の場所にうつさない観点からも実用性に優れます。
カビ予防としても優柔なケアアイテムなので、シーズン終了後のブーツやデッキシューズといった、季節性の高い靴をシューズクローゼットへしまいこむ際の仕上げの手入れにも大活躍です。
カビの恐怖から解放されたい人は、ぜひともモールドクリーナーシートをチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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