そんな方にオススメなのが、コロニルの1909シュプリームクリームデラックスです。
1909シュプリームクリームデラックスでお手入れするだけで革のコンディションが整い、美しいツヤが出ます。
1909シュプリームクリームデラックスはズバリ、靴磨きの時短と効率化が図れるケアクリームです。
シダーウッドオイルとラノリンオイルが潤いとツヤを与えてくれます。
便利で高性能な分、お値段高め。
ですが、タイムイズマネー。
作業の簡略化ができるのですから、コスパ優秀です。
本記事では1909シュプリームクリームデラックスで保革とツヤ出しを一挙にする方法を実践解説します。
- 保革とツヤ出しの2段階で靴を磨くのが面倒だ
- 忙しくてじっくり靴を磨く時間が取れない
- 1909シュプリームクリームデラックスで靴を磨くとどんな仕上がりになる?
靴磨きでは「保革」と「ツヤ出し」が大事
靴磨きの目的は大きく2つ。
革を乾燥から守る「保革」と、靴の美しさを高める「ツヤ出し」です。
保革する意味
乾燥した革はしなやかさがなくなり、硬くなります。
硬くなった革は柔軟性がないため、深いシワが入りやすくなり、ひどいときにはひび割れます。
1度割れてしまった革は2度と元の状態には戻りません。
乾燥した革は革本来の風合いが損なわれ、カサつきが発生。
見映えも悪くなります。
逆に、定期的に革に水分や油分を与えれば、モチモチとした質感を保てます。
いつまでも革本来の美しい風合いをキープできるのです。
ツヤを出す意味
また、革靴は革本来の美しさもありますが、ツヤを与えるとエレガントさがブーストします。
靴磨きには革のツヤをより強くし、上品で優美な印象を高める効果があります。
上品な革靴を履くと、清潔感あるスタイリングになり、周囲から好印象を持たれやすくなります。
何より、自分自身の気分が高揚し、自信を持って日々を送れます。
先ほど述べた「保革」ほどは革のコンディションを良好に保つ上では必要性はないものの、革靴をより愛して満足感を得るため、美しさを整えることもまた大事なことです。
革靴の保革とツヤ出しをするために必要なこと
革靴の保革とツヤ出しをするには靴磨きが必要です。
ですが、一口に靴を磨くといっても、保革とツヤ出しでは適したケアクリームが違います。
目的ごとに分類すると以下の表の通りです。
靴磨きの目的に応じたクリーム | ケアクリームの種類 |
保革に適したケアクリーム |
|
ツヤ出しに適したケアクリーム |
|
目的に応じて、各ケアクリームを使い分けなければいけません。
保革は乳化性クリームやレザーケアクリームで
革に潤いや栄養を与えるための保革に適しているのは、水分が豊富なケアクリーム。
つまり、
- 乳化性クリーム
- レザーケア特化型クリーム
です。
水分が多いと革への保湿効果だけでなく、革内部にまで浸透しやすく、油分を革の奥深くへ届けやすくなります。
水分と一緒に油分も浸透するイメージです。
そのため、水分を含む乳化性クリームや、それ以上に水分リッチなレザーケア特化クリームは、革に潤いと栄養を補給する効果が高く、十分な保革ができます。
しかし、水分が多いクリームはツヤが控えめ。
ツヤを出すためには、後述のツヤ出し効果の強いクリームを使わなければなりません。
ツヤは油性クリームやワックスで
革にツヤを出すために大事なのはロウ分です。
ロウ由来の油が革の表面に薄い膜を張り、光を反射。
美しいツヤが出る、というわけです。
そのため、革に光沢を与えるにはロウ分が多い、
- 油性クリーム
- ワックス
を使う必要があります。
一方、油性クリームやワックスは水分が含まれていないため、革への潤い補給効果はいまいち。
- 乳化性クリーム
- レザーケアクリーム
と
- 油性クリーム
- ワックス
の括りにはそれぞれ一長一短があるのです。
2段階でのお手入れは時間がかかる
先ほどの各クリームのメリット・デメリットを踏まえると、革靴をより良いコンディションへと導くには、
保革とツヤ出し
の2段階でのお手入れが効果的です。
つまり、
- 乳化性クリームやレザーケアクリームで保革し、
- 油性クリームやワックスでツヤを出す
というお手入れ方法。
こうすれば、革に潤いと栄養を与えつつ、美しい光沢が手に入ります。
ただ、2段階ケアにはデメリットも…。
- 時間がかかる
- 面倒
な点です。
2段階で靴を磨くということは、それだけ時間がかかるし手間もかかります。
日々忙しく、
靴磨きのための時間が取れない人
や、
手間がかかるから重い腰が上がらない人
もいらっしゃるでしょう。
だからといって、お手入れしないのは革の乾燥を招き、靴の見映えも悪くなりがちに…。
そこで活用したいのが、
コロニルの1909シュプリームクリームデラックス
です。
コロニルの1909シュプリームクリームデラックスは保革と光沢が一度に手に入る
ドイツのシューケア用品メーカー、コロニル(Collonil)のレザーケアクリームの1種が1909シュプリームクリームデラックスです。
1909シュプリームクリームデラックスの性質
1909シュプリームクリームデラックスは、革への浸透力の高いシダーウッドオイル、ラノリンオイルなど、天然オイルを配合した皮革最高級のレザーケアクリームです。
革に潤いや栄養を与え、柔軟性を確保して革のコンディションを整えてくれる優れもの。
有色のシュプリームクリームデラックスは補色性にも優れています。
含まれる成分が革内部へ行き渡り、革繊維に潤いを与えると同時に、深みのあるツヤが生まれます。
また、成分中にフッ化炭素樹脂が含まれているため、撥水効果もあり。
革のコンディションを整えるだけでなく、水濡れ耐性も付与できるのです。
ツヤ感のある仕上がりになるため、元々マットな質感の革に使うと風合いが変わるのでご注意を。
また、1909シュプリームクリームデラックスは有機溶剤を使用せずに乳化状を保っているのが特長のレザーケア用品。
有機溶剤は革から水分や油分を奪うので、含んでいないのはケア用クリームとして優秀なポイントです。
コロニル(Collonil)とは
コロニル(Collonil)は、1909年創業のドイツ・ザルツェンブロット社によって製造されているブランド。
ヨーロッパをはじめ、世界約100カ国で愛用されているレザーケアアイテムのトップブランドです。
環境先進国のドイツで開発・製造されているコロニル製品は、
- 皮革に優しい
- 人体に優しい
- 環境に優しい
をコンセプトに、環境に配慮した商品作りにおいても世界中で高い評価を受けています。
デリケートクリームなど、革への負担が少なく、シミを作りにくいアイテムが多いのが特徴の1つです。
1909シュプリームクリームデラックスの「1909」とは、ザルツェンブロット社の創業100周年を記念して、2009年に創業年を冠したコロニルの最高級ラインとして発表されたシリーズのアイテムを指します。
同シリーズの商品は、いずれもザルツェンブロット社の長年に渡り培ってきた技術の粋を結集した高品質のアイテムを取り揃えています。
項目 | 詳細 |
主な成分 |
|
カラー展開 |
|
容量 |
|
ケアできる製品 |
などなど… |
ケアできる革 |
|
価格 |
|
1909シュプリームクリームデラックスで靴磨き
ではここから、1909シュプリームクリームデラックスを使った靴磨き方法を実践解説していきます。
磨く靴はこちら。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のアシュランスです。
ブラックのストレートチップ。
1909シュプリームクリームデラックスの効果を見るにはピッタリなシンプルデザインです。
磨き手順は以下の通り。
- ホコリ落とし
- 汚れ落とし
- 1909シュプリームクリームデラックスを塗布
- クリームを革になじませる
- クロスで乾拭き
ホコリ落とし
まずは革靴のホコリを落とします。
ホコリが乗っていると、クリームの効果を100%革に伝えられませんからね。
馬毛ブラシでブラッシングしてホコリを払い落とします。
汚れ落とし
続いて、汚れ落とし。
革に付着した水汚れや油汚れを取り除きます。
汚れもまた、ホコリ同様にクリームの浸透を妨げる邪魔者です。
きれいに落として、クリーム塗布に備えます。
1909シュプリームクリームデラックスを塗布
さて、ここでこの記事の主役。
1909シュプリームクリームデラックスの登場です。
クリームを小型ブラシに取り分けて…
革靴に塗っていきましょう。
薄く均一に、塗りすぎるとベタつきが生まれるので注意です。
使用量の目安は、30cm四方の革に1ml程度。
ブラシを使うと、指で塗るよりもムラなく、かつ細かな箇所にも塗り伸ばすことができ、手が汚れることもありません。
すみずみまでブラシの毛先が入り込み、アッパー(甲革)全体にクリームを均一に塗り伸ばせます。
粘り気が少ないため伸びがとても良く、繊維に浸透するのが速いです。
高級感のあるシダーとビャクダンの香りがレザーケアの気分を高めてくれる効果もあります。
片方に塗り終わったら、もう片方の靴にも。
そして…。
両足に塗り終わった様子がこちら。
革靴がマットな質感になりました。
次の工程に移りますね。
クリームを革になじませる
続いて、塗布したクリームを革へなじませていきます。
豚毛ブラシでブラッシング。
ブラシを押し込むようにブラッシングし、革へクリームをすり込むイメージで。
ブラッシングはストロークを大きく。
大胆にブラシを動かすと良いです。
アッパー(甲革)全体をブラッシングしたら、最後の工程に移ります。
クロスで乾拭き
最後に、仕上げ用クロスで乾拭きします。
コットンクロスで余分なクリームを取り除き、同時にツヤを出す目的があります。
クロスの滑りが悪いときは靴クリームの塗りすぎです。キッチリ拭き取りましょう。
サラサラと滑るようにクロスが動くと、余分なクリームが取り除けた証拠。
同時にツヤが表れます。
これにて作業終了です。
仕上がりはこんな感じ。
1909シュプリームクリームだけで、モチモチとした革の風合いと光沢が得られました。
簡単な靴磨きだけで、革靴のコンディションを整えられました。
1909シュプリームクリームデラックスで磨いた靴の仕上がり
この項目では1909シュプリームクリームデラックスで磨いた靴の状態を、磨く前と比較してみます。
1909シュプリームクリームデラックスで靴を磨いた後は、有機的でエレガントなツヤが出ていますね。
上品さが大幅アップ。
油性クリームやワックスを使わずとも、これだけの光沢が出るのだから驚きです。
伸び良く、使い勝手の良いクリームなのもポイント高し。
革靴だけでなく、革財布やレザーベルトなど、革小物全般に使えますので、手軽にレザーケアしたい方にとてもオススメです。
1909シュプリームクリームデラックスで効率良く靴を磨こう
本記事ではコロニルの1909シュプリームクリームデラックスを使った靴磨き方法を実践解説しました。
通常、靴磨きは保革とツヤ出しの両効果を狙った、2段階でのお手入れが必要です。
- 乳化性クリームやレザーケアクリームで革に潤いを与え、
- 油性クリームやワックスでツヤを出す
といったように。
ただ、上記のお手入れは時間がかかるし、手間です。
1909シュプリームクリームデラックスを使えば、保革とツヤ出しが同時にできます。
シダーウッドオイルやラノリンオイルの優れた成分が、保革と光沢付与の両立を実現。
一石二鳥のケアクリームです。
価格は高めですが、それ以上の効果が得られます。
- 靴磨きに時間をかけたくない
- 靴磨きの手間をできるだけ省きたい
という人は、1909シュプリームクリームデラックスでの靴磨きがオススメです。
ぜひお試しください。
それでは今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。