今回は新たに購入した靴のご紹介です。
これまでは革靴を買うことなんて年に一度あるかどうかだったのですが、このブログを始めてからというもの、物欲がフツフツと湧いてくるのを感じています。
そりゃそうですよね。
その抑えきれない衝動を解放して、革靴を購入しました。
今回買った革靴とは何なのか…。
本記事では、新たに購入した日本のシューズメーカー「リーガル(REGAL)」のストレートチップの革靴について、その魅力をご紹介します。
リーガルの革靴を見る
リーガルの革靴を購入
早速ではありますが、今回僕が購入した革靴はこちらです。

って箱!(←)
…はい、ということで、こんな感じで焦らずいきますよ。
日本のシューメーカーである、リーガル(REGAL)の革靴です。
オープン・ザ・箱!!

箱を開けると今回の主役、愛しの革靴ちゃんのお目見え。
それがこちらです。

ブラウンのストレートチップの革靴です。
ブラウンとは言っても、浅黄褐色とでも言いましょうか。
黄色味がかった茶色です。
黒色などの濃い色とはまた違った色合いで、繊細な雰囲気が漂います。
茶色の革靴は比較的革の色が薄く、部分部分で色ムラができやすいのが特徴です。
したがって、雨に濡れたりすると水シミができたり、有色の靴クリームを使用した際の色の違いがわかりやすかったりします。
色ムラができやすいということはデメリットと思われがちですが、「経年変化(エイジング)」という観点から見れば一概にそうとは言い切れません。
その色ムラこそ、その靴の味となって自分だけの靴という意識をより高めてくれるのです。
色ムラの発生については「味ととる」か「シミととる」か、個人個人で捉え方が異なるでしょうから、ご参考までに。
個人的には、これからこの革がどのように変化していくのか楽しみでなりません。
リーガルとは
ではここで、この革靴の製造会社である「リーガル」というシューメーカーについて少しお話ししようと思います。
「リーガル(REGAL)」とは株式会社リーガルコーポレーションが展開するシューブランドの一つです。
リーガルコーポレーションは1902年(明治2年)に創業された日本企業で、1961年(昭和36年)から現在に至るまで、「リーガル」というブランドの靴を生産しています。
100年以上の歴史を誇る、日本を代表するシューズメーカーなのです。
リーガルの他にも「ケンフォード」や「シェットランドフォックス」もリーガルコーポレーションが手掛けるブランド。
僕もシェットランドフォックスの靴を一足持っていまして、大のお気に入り靴となっています。
日本のシューズメーカー、大好きです。
リーガルはメンズ・レディース靴共に取り扱っており、また、フォーマルな革靴からカジュアルなレザースニーカーまで、性別問わず幅広い種類の靴を作っています。
靴修理の「リーガルリペア」というサービスまで提供しており、靴を大切に長く履いてほしいという熱い思いがヒシヒシと伝わってきます。
リーガルの革靴の詳細
まずは靴ひもを結んで、詳細を見ていきましょう。

靴ひもや履き口の縁取りがダークブラウンになっていて、ブラウンのアッパー(甲革)のアクセントとなっています。
当たり前ですが、履きジワも入ってないのでキレイですね。
ここからどんなシワが入っていくのか…。
個人的には!
インソールも革製。

「REGAL」という刻印と共に、「MADE IN JAPAN」の文字が入っています。
安心と信頼の日本製、ポイント高いですね。
ヒール(かかと)はドッグテイル仕様。

負荷がかかりやすいかかとの縫いを補強する役目を持つ、犬の尾っぽに似ているパーツです。
耐久性も高そうですね。
ソールはこのようになっています。

レザーソールっぽい雰囲気ですが、ゴム製です。
ゴム製ソールは滑りにくく、削られにくいという特長を持っているため、タフに履くことができる作りになっています。
レザーソールのように、「ツルッ」と滑ることもないでしょう。
アッパーとソールの接合縫製は「グッドイヤーウェルト製法」です。

グッドイヤーウェルト製法はソールの張替えが容易であり、何度もソール交換が可能で、長く愛用できる革靴と言えます。

革靴を履いてみた様子
では、このリーガルの革靴を履いてみます。
装・着!!

この革靴はストレートチップですが、カジュアルに履きたいと思い、黄色味がかった茶色を選択しました。
そのため、靴下もカジュアルなカラフルソックスにしてみました。
ストレートチップのフォーマルさが靴自体の色と靴下の色で緩和され、カジュアルチックになったと思います。
休日スタイルに使えそうな雰囲気です。
横から見た図も。

美しい曲線美…。
何回も言ってしまいますが、色が良いですね。
落ち着きのある感じがベリーベリーグッドです!

かかとのフィット感もピッタリで履いてて気持ちが良いです。
これから履いていくうちにインソールが沈むことで、靴の大きさに余裕が出てくるかもしれませんが、その場合は羽根を閉じればOKなサイズ感。
ゆくゆくのサイズ感を見越して革靴を選ぶのも楽しみ方の一つだと思っています。
この靴を履いて街を歩くのが楽しみな一足ですね。
革靴を買った時のこの高揚感、溜まりません。
どんな経年変化を見せてくれるのか
本記事では、リーガルの革靴について細部をご紹介しました。
新しい革靴を購入すると、その靴がどのように成長していくか、もとい、どんな経年変化を見せてくれるのか、楽しみでなりません。
増してや、茶色の靴となると革の色や質感がどのように変化していくのか、黒色の革靴以上に楽しみです。
この靴の状態は、定期的にご報告できればと思っています。
※追記:ブートブラックのリッチモイスチャーで革への油分補給を行いました。

※追記2:シューワックスでつま先をハイシャイン仕上げに!

それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧頂き、ありがとうございました!
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フォーマルなイメージの強い革靴ですが、カジュアル使いにも大活躍。
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