旅行で連続登板した革靴は徹底的にお手入れして労わるべき【寿命に差が出る】
旅行に行くとき、革靴は何足持っていきますか?
2日目用のシューズとして、革靴やスニーカーをシューズケースに入れて持って行くパターンはありますが、基本的には1足ですよね。
玄関で革靴を履いて、そのまま外出。
旅行先ではその1足を履いてどこそこ出向き、そのまま帰宅。
そんな旅行のルーティーン。
その革靴、労わっていますか?
2日、3日と連続登板した靴は、思いのほかダメージを受けています。
雨に降られれば、アッパーの革やレザーソールが傷んでいるかもしれません。
革の乾燥も進みやすくなります。
総じて、旅行先での革靴の酷使は、革靴の寿命が短くなる原因に…。
だからこそ、旅行で連続登板した革靴は、しっかりと徹底的にお手入れして革を労わる必要があります。
ですが、
という話。
この記事で解説します。
使う道具と手順を写真付きで説明しますね。
本記事では連続登板した革靴のためにやるべき手艇的なお手入れ方法について実践解説します。
- 連続して革靴を履いてしまったからお手入れしたい
- 旅行で頑張ってくれた革靴を労わりたい
- 革靴をしっかりお手入れするための方法を知りたい
旅行に行くときの革靴は1足を履き倒す
日ごろから革靴を履いている人にとっては、毎日違う革靴を履いてローテーションを組むのは当たり前の常識。
連続登板すると、ダメージが蓄積するからですね。
履き続けることで足の汗を革が吸うため、靴内部を乾燥させるために休ませる時間が必要というわけ。
最低でも3足で履き回し、1日履いたら後の2日は休ませることが大事。
革靴のローテーションを意識して実践するだけで革靴が長持ちします。
ただ、革靴のローテーションができないときがあります。
その筆頭が旅行時。
旅行に履いて行く靴は、基本的に1足です。
2日目、3日目の靴を用意してシューズケースで出先に持って行く人はいるでしょうけれど、大多数の人は玄関を出るときに履いた1足を旅行中、ずっと履き続けます。
つまり、旅行時には革靴を休ませることができないということ。
1足を履き回すことになります。
思いとしては、日ごとにローテーションをしたいのですが…。
靴の重さを考慮すると、無理と言わざるを得ません。
旅行先に何足も革靴を持って行くのは現実的ではないのです。
旅行期間中、どうしても1足の革靴を履き倒すことになります。
革靴を履いた後はしっかり休ませることが大事な理由を解説した記事を読む
旅行期間中に履き続けた革靴にはダメージが蓄積している
旅行で履き倒した革靴は、知らぬ間にダメージが溜まっています。
履き続けるうち、革靴の内側で足の汗を吸っているため、インソールやライニングが劣化しやすい状態に。
また、革靴が足の形に変形して型崩れが発生。
さらには、ホコリや砂がアッパーのところどころに付着し、革の水分や油分をガンガンに吸い取っている状態です。
平たく言えば、好ましくない状態。
旅行から帰ってきて履き終わった革靴は、十分な休息を取らせる必要があります。
革のインソールやライニングが吸った汗由来の水分はしっかり乾燥させて、シューキーパーを投入して型崩れを矯正。
馬毛ブラシでのブラッシングでアッパーのホコリや砂を落とし切ることも、忘れてはならないお手入れです。
ただ、旅行中のダメージ蓄積は上記のケアだけではカバーしきれません。
プラスアルファのお手入れが必要です。
旅行から帰った後は革靴をお手入れしてダメージ回復を
旅行でガンガンに履き倒した革靴には、以下のお手入れを推奨します。
- 靴クリーナーでのクリーニング
- 保革クリームでの水分・油分補給
- レザーソールであれば)ソールへの油分補給
上記をやらないと、革靴に入ったダメージがカバーしきれず、結果として革靴の寿命を縮めることに。
革靴を末永く愛用し続けるためには、ローテーションを組んで履き回すことが理想的。
しかし、連続登板しなければならない日もあります。
革靴を何日も連続で履いたのなら、革のお手入れをして、少しでも連続登板のダメージを取り除くことを意識しましょう。
感謝しながらレザーケアをすることで、革靴もその思いと行動に応えてくれます。
革靴のダメージを回復し、ノーメンテでいるよりも、余程長持ちするようになりますよ。
旅行で連続登板した革靴を徹底的にお手入れする方法
では、ここからは実践編。
連続登板した革靴のお手入れをやっていきます。
写真付きで実践解説していきますね。
この記事でお手入れする革靴はこちら。
オールデンの1339、ダークバーガンディカラーのコードバンチャッカブーツです。
年末年始の期間、実家に帰省した4泊5日の間、連続登板し続けてくれた革靴。
筆者自身、5日間連続で同じ革靴を履き続けることは滅多にないのですが、チャッカブーツの頼りにできる安定感に甘えてガシガシ履き倒しました。
つま先はホコリが付着、細かい傷も確認。
ということで、徹底的にお手入れすることに。
使う道具は以下です。
写真左上から以下の道具を揃えました。
- 馬毛ブラシ(ホコリ落とし用)
- 靴クリーナー(マイルド洗浄)
- 小型ブラシ(馬毛)
- 靴クリーム
- 馬毛ブラシ(靴クリームなじませ用)
- 山羊毛ブラシ
- 磨き用グローブクロス
- ソール用ブラシ
- 靴クリーナー(強力洗浄)
- 小型ブラシ(豚毛)
- レザーソール用クリーム
- クリーナークロス
これらを駆使して徹底的な革靴ケアをしていきます。
おや?
と思ったあなたは鋭いですね。
上記リストの中には、レザーソール用のケア用品があります。
具体的には上記リストの⑧~⑪がレザーソール用のケア用品です。
必要だから準備しています。
というのも、この革靴はレザーソール。
アッパーだけでなく、ソールも革製。
アッパーのお手入れだけでなく、ソールのレザーケアも合わせてやっていきます。
アッパーのお手入れ方法
まずはアッパーのお手入れから。
ホコリ落とし
アッパー上のホコリや砂を馬毛ブラシで払い落としていきます。
柔らかい馬毛でアッパーに傷を付けることなく、やさしくホコリを落としていきます。
汚れ落とし
続いて、クリーニング。
靴用クリーナーを含ませたクリーニングクロスでアッパーを拭き上げます。
アッパーが繊細なコードバンなので、マイルドな洗浄作用が特徴のコンディショニングクリーナーを使っています。
水汚れや油汚れ、連続登板でたくさん付着していますから。
靴クリーナーでしっかり落としていきましょう。
靴クリーム塗布
クリーニングの後は、靴クリームを塗ってアッパーの調子を整えます。
小型ブラシで塗れば、手を汚さずに、かつ均一にクリームを塗れるのでおすすめ。
ブラッシング
靴クリーム塗布後には、馬毛ブラシでブラッシング。
靴クリームをなじませつつ、余分なクリームをブラシ毛に移して取り除く効果があります。
乾拭き
そして、グローブクロスで乾拭き。
アッパーに残っている余分な靴クリームを取り除き、べたつきを防ぐ効果があります。
仕上げ
最後は、山羊毛ブラシでブラッシング。
アッパーの靴クリームをミクロレベルで均し、革の光沢を引き出す作業です。
アッパー全体を優しくブラッシングすれば、上品なツヤが出てきます。
以上でアッパーのお手入れは終了。
仕上がりはこちら。
ピッカピカです。
コードバン特有の美しいツヤが復活。
つま先の細かな傷が消え、連続登板のダメージを感じさせない仕上がりに。
旅行のヘビロテ疲れを労わることができました。
レザーソールのお手入れ方法
アッパーの次は、レザーソールのケアを。
ホコリ落とし
まずは、ソール用ブラシでブラッシングし、ホコリや石を落とします。
アッパーのホコリ落としと違う点は、ソールには細かな石や砂利が食い込んでいること。
硬い毛先のシュムッツブラシでソールに食い込んだ石やゴミをしっかりかき出すことが重要です。
汚れ落とし
きっちりブラッシングした後は、汚れを落とす工程へ。
クリーナーを浸み込ませたクリーニングクロスでレザーソールを拭きます。
先ほどのアッパーケアに使ったクリーナーよりも強力な洗浄効果を持つツーフェイスローションを使用。
クリーム塗布
レザーソール全体の汚れを落としたら、レザーソールケア用クリームを塗り込んでいきます。
小型ブラシを使うと、効率的にクリームを塗り伸ばせます。
コードバンアッパーには馬毛の小型ブラシを使いましたが、今回は豚毛の小型ブラシ。
比較的硬めの豚毛は、レザーソールにしっかりとクリームを塗り込めますよ。
乾拭き
最後に、レザーソールをクロスで乾拭き。
余分なクリームが残っていると、ツルツルと滑って危険。
クリームをしっかり拭き取って、レザーソールのコンディションを整えるために必要な作業です。
これでレザーソールのお手入れは終わり。
アッパーと合わせて、今回予定していた革靴ケアが完了。
旅行で活躍した革靴を感謝しつつお手入れできました。
旅行のお供に大活躍した革靴のお手入れ後の状態
この項目では、お手入れ前後のアッパーを見つつ、お手入れ効果が出ているのかを確認します。
お手入れビフォーアフターはこちらです。
お手入れ後にはツヤの透明度が向上。
連続登板でくすんだアッパーのツヤが見事に復活しました。
見た目だけでなく、革の状態も回復。
お手入れしないと革靴の寿命が短くなりますから、しっかり労わり愛情を持って接しましょう。
お気に入りの1足だからこそ、旅行に連れて行ってガシガシ履き倒したいもの。
これからもひたすらに履き倒して、お手入れを欠かさず。
そうすれば、ヘビーに履いても末永く愛用し続けられますよ。
旅行でガシガシ履いた革靴の手入れはお忘れなく
本記事では旅行で連続登板した革靴のお手入れの必要性とお手入れ方法を解説しました。
旅行に履いて行った革靴は2日、3日と連続登板が発生します。
革靴は知っての通り、1回履くたびに休息期間を設けないと、傷みが進んで寿命が短くなります。
とはいえ、旅行時に1足しか靴がないのですから、連続登板させるしかありません。
同じ革靴を連日履くのは避けられないとして、大事なのはその後のケア。
帰宅後にキッチリ、徹底的にお手入れするのが重要。
それだけでも革靴の寿命をのばせます。
アッパーだけでなく、革製ソールならレザーソールのケアも合わせてしてあげると、革靴のコンディションが整います。
お気に入りの1足であれば、旅行に履いて行って気分を高めたいのは道理。
たとえ連続登板しても、お手入れしてダメージを最小限にしてあげれば、末永く付き合っていけますよ。
旅行であなたの足元を支えてくれた大事な革靴。
頑張ってくれた革靴への感謝の気持ちを込めて、その大活躍を労ってあげましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。














